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プロが解説。梅雨時期の食材保存の注意点とは?
梅雨時期の食材保存のコツ6つ
- 米は密閉容器に入れて冷蔵保存し虫を撃退
- ごはんは小分けして冷凍保存がベスト
- 小麦粉は密閉容器に入れ冷蔵保存でカビを防止
- 乾麺は密閉容器に入れて虫発生から守る
- パンは冷凍保存して湿気とカビ発生を阻止
- 調味料は注ぎ口を拭いて冷蔵保存し、衛生的に
湿気や気温が上がる季節は食材が傷みやすくなります。カビが生えたり虫が発生したりする確率が上がるのも難点。特に梅雨時期の食材保存には注意が必要です。この記事では、食品衛生責任者であるプロが、梅雨時期の食材保存のコツや注意点を詳しく解説します。
普段常温保存している食材は冷蔵庫で保存したり、密封容器に入れて虫発生を防止したり対策を講じるのが大切。また調味料は注ぎ口を清潔に保つようにするのもポイントですよ。食材保存のコツを細かくチェックしていきましょう。
普段常温保存している食材は冷蔵庫で保存したり、密封容器に入れて虫発生を防止したり対策を講じるのが大切。また調味料は注ぎ口を清潔に保つようにするのもポイントですよ。食材保存のコツを細かくチェックしていきましょう。
コツ1. 米は密閉容器に入れて冷蔵保存し虫を撃退
米は、高温多湿の場所で保存すると変色や乾燥、酸化しやすくなるため、基本的に冷暗所で保存します。ただ保存温度が18度以上になると虫が発生しやすいため、梅雨時期は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
米はにおいが移りやすいので、蓋付きの密閉容器やペットボトルなどに入れて冷蔵庫に入れましょう。場所を取る場合は、密封できる保存袋に入れるのもよいですよ。購入したままの袋には穴が開いているため、密封できる袋や容器に移すのがコツです。
米はにおいが移りやすいので、蓋付きの密閉容器やペットボトルなどに入れて冷蔵庫に入れましょう。場所を取る場合は、密封できる保存袋に入れるのもよいですよ。購入したままの袋には穴が開いているため、密封できる袋や容器に移すのがコツです。
保存の際の注意点
- 梅雨時期は冷蔵庫で保存
- 米はにおいが移りやすいため、密閉された容器に入れる
- 購入したままの袋には穴が開いているため、密封できる袋や容器に移す
コツ2. ごはんは小分けして冷凍保存がベスト
炊いたごはんは味が落ちやすく、傷みやすいです。特に梅雨時期は、炊飯器に入れたまま保温状態にしておくのは危険。また酸化が進み劣化しやすい冷蔵庫保存も避けるのがおすすめですよ。炊いたごはんは冷凍保存がベストなんです。
ごはんが炊けたら、温かいうちに小分けにしてラップで包みます。粗熱を取ってからフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。におい移りを防止でき、炊き立てのおいしさをそのまま閉じ込められるうえ、解凍したときにふっくら仕上がります。
ごはんが炊けたら、温かいうちに小分けにしてラップで包みます。粗熱を取ってからフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。におい移りを防止でき、炊き立てのおいしさをそのまま閉じ込められるうえ、解凍したときにふっくら仕上がります。
保存の際の注意点
- ごはんは炊きたてを冷凍保存する
- 熱い状態のままラップで包むと、解凍したときにふっくら仕上がる
コツ3. 小麦粉は密閉容器に入れ冷蔵保存でカビを防止
小麦粉や片栗粉などの粉類は、湿気の高い梅雨時期は冷蔵保存がおすすめです。カビ発生や虫の侵入を防止するために密閉容器に入れて保存しましょう。中身が確認できるガラスやプラスチック製の容器がよいですよ。
におい移りしやすいので、においの強い食材の近くにおくのは避けるのがベター。また小麦粉だけでなく、お好み焼き粉やホットケーキミックスも虫が繁殖しやすいです。梅雨時期に限らず、密閉容器に入れて冷蔵保存してくださいね。
におい移りしやすいので、においの強い食材の近くにおくのは避けるのがベター。また小麦粉だけでなく、お好み焼き粉やホットケーキミックスも虫が繁殖しやすいです。梅雨時期に限らず、密閉容器に入れて冷蔵保存してくださいね。
保存の際の注意点
- カビ発生や虫の繁殖、におい移りを防止するため密閉して冷蔵庫で保存
- においの強い食材の近くにおかない
コツ4. 乾麺は密閉容器に入れて虫発生から守る
そうめんやそば、パスタなど乾麺を保存する際は、直射日光が当たらない風通しのよい冷暗所で保存します。湿度の高い梅雨時期は水分を吸って傷みやすくなるうえ、開封したものには隙間から虫が侵入するおそれがあるため注意が必要です。
口をゴムで留めるだけや密封できない保存容器に入れるのはNG。開封済みの乾麺は、必ず完全密閉できる容器や密封袋に入れて保存します。乾燥剤を一緒に入れておくとより効果的ですよ。ちなみに乾麺は湿気に弱いので冷蔵保存には向いていません。
口をゴムで留めるだけや密封できない保存容器に入れるのはNG。開封済みの乾麺は、必ず完全密閉できる容器や密封袋に入れて保存します。乾燥剤を一緒に入れておくとより効果的ですよ。ちなみに乾麺は湿気に弱いので冷蔵保存には向いていません。
保存の際の注意点
- 直射日光が当たらない風通しのよい冷暗所で保存
- 必ず完全密閉できる容器や密封袋に入れる
- 乾燥剤を一緒に入れておくと効果的
- 湿気に弱いので冷蔵保存はしない
コツ5. パンは冷凍保存して湿気とカビ発生を阻止
パンは湿気に弱く、カビが生えやすいです。特に湿気の多い梅雨時期は、常温保存は避けましょう。冷蔵庫で保存すると乾燥し味が落ちやすいため、冷凍保存がおすすめです。湿気を防げ、おいしさや鮮度をキープできますよ。
冷凍保存する際は、ひとつずつラップでぴったり包みフリーザーバッグに入れて空気を抜いて封をします。密封することでにおい移りや冷凍焼けせず保存できますよ。
冷凍保存する際は、ひとつずつラップでぴったり包みフリーザーバッグに入れて空気を抜いて封をします。密封することでにおい移りや冷凍焼けせず保存できますよ。
保存の際の注意点
- ひとつずつラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍保存する
- 密封することでにおい移りや冷凍焼けを防止できる
コツ6. 調味料は注ぎ口を拭いて冷蔵保存し、衛生的に
湿度の高い梅雨時期は、調味料の保存についても注意が必要です。開封後要冷蔵のめんつゆやたれなどはもちろん、普段常温保存しているしょうゆやみりんなども冷蔵保存するようにしましょう。
また保存に気を付けるだけでなく、清潔なスプーンを使うようにする、使ったあとキッチンペーパーやティッシュなどで拭いて衛生的に保つなど取り扱いに気を付けるのもポイント。特に注ぎ口のまわりは清潔にしておくのが大切です。
また保存に気を付けるだけでなく、清潔なスプーンを使うようにする、使ったあとキッチンペーパーやティッシュなどで拭いて衛生的に保つなど取り扱いに気を付けるのもポイント。特に注ぎ口のまわりは清潔にしておくのが大切です。
保存の際の注意点
- 梅雨時期は冷蔵庫で保存
- 清潔なスプーンを使ったり注ぎ口のまわりを拭いたりして衛生的に保つ
梅雨時期の食材保存は、コツを押さえて完璧に
普段常温保存が可能な食材であっても、温度や湿度が高くなる季節は格段に傷みやすくなります。どのご家庭にもある米や乾麺などの穀類や調味料なども、梅雨時期は気を配ることが大切です。
保存方法や取り扱いに注意するだけでなく、保存容器を衛生的に保ったり冷蔵庫をきちんと掃除したりして清潔にしておくのもポイント。些細なことですが、十分に気を付けて梅雨時期も食材を長持ちさせましょう。
保存方法や取り扱いに注意するだけでなく、保存容器を衛生的に保ったり冷蔵庫をきちんと掃除したりして清潔にしておくのもポイント。些細なことですが、十分に気を付けて梅雨時期も食材を長持ちさせましょう。
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