6. ブルーベリー

洗えばそのまま食べられるブルーベリーは、朝食のデザートとしておすすめの果物です。ブルーベリーには、整腸作用がある「食物繊維」が豊富。不足しやすい栄養素なので、積極的に摂りましょう。

また、ブルーベリーには「マンガン」が含まれています。マンガンはミネラルのひとつで、骨の形成に役立つ栄養素です。(※7,11,12)

7. サーモン

サーモン(鮭)には良質なたんぱく質のほか、血流を促す「DHA」や「EPA」が豊富。魚に含まれるDHAやEPAは、朝に摂ると血中濃度が高まりやすいことが明らかになっていますよ。

また、サーモンに含まれる色素成分「アスタキサンチン」には、活性酸素を除去する作用があります。LDLコレステロールの酸化を抑える作用が期待できますよ。

朝食に取るなら、生食用のものをサンドイッチにしたり、切り身を焼き魚にしたりするのがにおすすめ。(※13,14)

8. バナナ

バナナには炭水化物のほか、ビタミンB6やアミノ酸の一種である「トリプトファン」が多く含まれています。これらはすべて「セロトニン」の材料となる栄養素です。

セロトニンは脳内ホルモンの一種で、自律神経の調整に関わっています。セロトニンが不足すると集中力の低下や、不眠につながるおそれが。朝にバナナを摂り、セロトニンを増やしましょう。(※15,16)

9. ほうれん草

ほうれん草には、貧血対策に欠かせない「鉄」が多く含まれています。とくに、女性では鉄が多く失われる生理中の朝食におすすめ。スムージーにしたり、卵料理と組み合わせたりすると食べやすいですよ。

また、糖質の代謝に関わる「ビタミンB1」が豊富です。パンやごはんなど、糖質が豊富な食品を多く摂るときに組み合わせましょう。(※17,18)

10. グレープフルーツ

グレープフルーツは100gあたり40kcalと低カロリーで、ダイエット中の朝食にぴったり。ビタミンCやカリウムなどの栄養素が含まれています。

また、グレープフルーツの香りには、気分を明るく前向きにする作用があります。朝に摂ることで、ストレスを和らげることができますよ。(※7,19)

しっかり食べて、元気な一日を!

朝に食べたい食品を10点ご紹介しました。朝は、脳のエネルギー源となる栄養素を摂ることが大切です。

パンやごはんに卵・果物などを組み合わせて、栄養バランスのよい朝食を摂ってくださいね。
【参考文献】
※7 八訂食品成分表2021|女子栄養大学
(2021/07/16参照)
食材の選定は、こちらの海外サイトを参照しました。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ