ライター : 藤井千晃

管理栄養士コンテンツクリエイター

豆乳を毎日飲むと危険といわれている理由は?

豆乳を毎日飲むと危険な理由

  1. カロリーオーバーする
  2. 下痢をする
  3. アレルギーになる
  4. 男性の女性化乳房が起こる

カロリーオーバーする

豆乳は栄養豊富な一方で、カロリーもそれなりに含まれています。調製豆乳は、無調整豆乳よりもさらに高カロリーです。過剰な豆乳の摂取はカロリーオーバーにつながり、太るおそれがあります。(※1,2)

下痢をする

豆乳には、多くのマグネシウムが含まれています。医薬品やサプリメントなどからの過剰なマグネシウム摂取は下痢の原因になるといわれているため、通常の食事とは別にマグネシウムを摂っている方は注意が必要です。(※3)

アレルギー反応が起こる

大豆はアレルギーを引き起こすおそれのある食品です。豆乳を飲むことで、下痢や蕁麻疹などのアレルギー反応が起こる場合が。

また今まで大豆食品を食べていても何もなかった方が急に発症したり、ほかの大豆食品にアレルギーがない人でも豆乳や豆腐を食べると突然発症したりすることもあります。後者の原因は、ある種の花粉症に罹っていることと関係があるとされています。(※4)

男性の女性化乳房が起こる

豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た作用をもつことが知られています。過剰に摂取することで、男性において女性化乳房(男性の胸が女性のように膨らむ現象)が起こるおそれがあります。(※5)

豆乳を毎日飲むとよい効果もある?

豆乳に含まれるイソフラボンは、薄毛・抜け毛対策作用があるとされ、頭皮の健康をサポートします。ほかにもイソフラボンは肌の調子を整える作用や生理痛の緩和作用もあります。

豆乳に含まれるカリウムはむくみを軽減し、オリゴ糖は腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※1,2,6,7,8,9,10)
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