目次
豆乳は毎日どれくらい飲めば危険性は少ない?
豆乳の一日の推奨摂取量は?
内閣府食品安全委員会によると、大豆イソフラボンの一日の安全摂取量の上限は、70〜75mg(大豆イソフラボンアグリコン換算)とされています。豆乳に含まれる大豆イソフラボンの量は、100gあたり平均で約24.8mgなので、一日に200mlの豆乳を飲むことが適切な摂取量と考えられます。(※11,12)
妊婦や子どもの一日の摂取量は?
妊娠中の方でも豆乳の摂取は問題ありません。朝に1杯(約200ml)の豆乳を取り入れるのが適量です。大豆イソフラボンが妊婦に悪影響を与えるという研究結果は報告されていないので、安心して豆乳を楽しめます。
また3歳までのお子さんは、一度に100ml程度を目安に与えるのが適切です。また、5歳から6歳のお子さんには、一度に200ml程度を目安にするとよいでしょう。(※13)
また3歳までのお子さんは、一度に100ml程度を目安に与えるのが適切です。また、5歳から6歳のお子さんには、一度に200ml程度を目安にするとよいでしょう。(※13)
豆乳を飲むタイミングはいつがいい?
食事前に豆乳を飲むと満腹感が得られるため、通常よりも少ない量の食事で満足できるでしょう。一方で食後に豆乳を飲む場合は、豆乳自体のエネルギー分が加わるため全体の摂取カロリーが増えることになります。
また豆乳に含まれる大豆たんぱく質は、コレステロールを吸着して体外に排出することで、コレステロールの上昇を抑えることができます。このメカニズムを踏まえると、空腹時よりも食後や食事中に豆乳を飲むほうがよいといえるでしょう。(※14)
また豆乳に含まれる大豆たんぱく質は、コレステロールを吸着して体外に排出することで、コレステロールの上昇を抑えることができます。このメカニズムを踏まえると、空腹時よりも食後や食事中に豆乳を飲むほうがよいといえるでしょう。(※14)
無調製豆乳と調製豆乳の違いとは?どっちが安全?
無調製豆乳と調製豆乳の違い
豆乳は、水に浸けて蒸した大豆を絞って得られる乳白色の液体です。何の味付けもされていないこの状態の豆乳は「無調整豆乳」と呼ばれます。一方で、この無調整豆乳に塩や砂糖などを加えて飲みやすく調整したものは「調製豆乳」と称されます。
健康を目的に毎日豆乳を飲むなら、カロリーが低い「無調整豆乳」がおすすめです。(※1,2,13)
健康を目的に毎日豆乳を飲むなら、カロリーが低い「無調整豆乳」がおすすめです。(※1,2,13)
毎日飲むのにおすすめの豆乳
毎日豆乳を飲む習慣がある人や料理に使う人は、1リットルサイズの無調整豆乳が便利です。一度開封した豆乳は、2~3日を目安に飲んでください。
一方、飲む頻度が少ない人や外出時に持ち運びたい場合は、200mlパックの無調整豆乳がおすすめです。200mlの飲みきりタイプは、開封後は速やかに飲みましょう。(※15)
一方、飲む頻度が少ない人や外出時に持ち運びたい場合は、200mlパックの無調整豆乳がおすすめです。200mlの飲みきりタイプは、開封後は速やかに飲みましょう。(※15)
200mlであれば、毎日豆乳を飲んでも危険性は低い
豆乳は一日に200mlまでであれば、毎日飲んでも危険性は低いということがわかりました。毎日豆乳を飲む方は、ぜひ低カロリーの無調整豆乳を選ぶようにしましょう。
そして一日に飲む量をコントロールしていれば、健康的に嬉しい作用もあるので、楽しく豆乳生活を続けられるといいですね。
そして一日に飲む量をコントロールしていれば、健康的に嬉しい作用もあるので、楽しく豆乳生活を続けられるといいですね。
【参考文献】
(2023/12/15参照)
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