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ナッツは食べ過ぎたら危険?
アーモンドやくるみ、カシューナッツなどのナッツ類。たんぱく質や食物繊維、ビタミンE、カルシウムや鉄などのミネラル類が豊富で、栄養価が高いことが知られています。健康や美容のために、ナッツを食べている人は多いのではないでしょうか。
しかし、ナッツ類を食べ過ぎると、わたしたちの体にさまざまな不調を引き起こす原因になりかねません。この記事では、ナッツを食べ過ぎるとどんな症状が起きるのか、また一日の摂取目安量はどのくらいなのかをご紹介します。
しかし、ナッツ類を食べ過ぎると、わたしたちの体にさまざまな不調を引き起こす原因になりかねません。この記事では、ナッツを食べ過ぎるとどんな症状が起きるのか、また一日の摂取目安量はどのくらいなのかをご紹介します。
ナッツを食べ過ぎると、体にどんな影響がでる?
影響
- 肌荒れやニキビ
- 便秘や下痢
- 太る
- 血液中のコレステロールや中性脂肪が増える
肌荒れやニキビ
「ナッツを食べるとニキビができる」とよく言われますが、ナッツにはオレイン酸や亜鉛など、健康な肌を作るために必要な栄養が豊富。そのため、ナッツを適量摂る場合は肌荒れ対策に役立つといえます。
ただし、食べ過ぎると肌トラブルにつながるおそれも。とくに、バターが原材料に使われているナッツの加工品に注意しましょう。
油分を摂り過ぎると皮脂が多く分泌され、毛穴に皮脂が詰まってニキビや肌荒れを引き起こすことがあります。ナッツは食べ過ぎに注意するとともに、なるべく素焼きのシンプルなものを選びましょう。(※1,2,3)
ただし、食べ過ぎると肌トラブルにつながるおそれも。とくに、バターが原材料に使われているナッツの加工品に注意しましょう。
油分を摂り過ぎると皮脂が多く分泌され、毛穴に皮脂が詰まってニキビや肌荒れを引き起こすことがあります。ナッツは食べ過ぎに注意するとともに、なるべく素焼きのシンプルなものを選びましょう。(※1,2,3)
便秘や下痢
ナッツには、便のかさを増やして腸の運動を促すはたらきがある、不溶性食物繊維が豊富。便秘対策に役立つ栄養素ですが、水溶性食物繊維とバランスよく摂る必要があります。不溶性食物繊維だけを多く摂ると、便の水分が吸収されて固くなり、かえって便秘の原因になるおそれが。
また、ナッツには脂質が多く含まれるため、食べ過ぎると消化不良を起こし、下痢になる場合もあります。(※4,5,6)
また、ナッツには脂質が多く含まれるため、食べ過ぎると消化不良を起こし、下痢になる場合もあります。(※4,5,6)
太る
種類 | カロリー |
---|---|
ピーナッツ(大粒種・いり) | 613kcal |
カシューナッツ(フライ・味付け) | 591kcal |
アーモンド(いり・無塩) | 608kcal |
ピスタチオ(いり・味付け) | 617kcal |
くるみ(いり) | 713kcal |
マカダミアナッツ(いり・味付け) | 751kcal |
ナッツはオレイン酸のように身体に良いはたらきを持つ脂質を含みますが、高カロリー・高脂質の食品です。代表的なナッツ類のカロリーを100gあたりで比較してみましょう。
ナッツのカロリーは種類によって異なるものの、100gあたり600kcal前後のものが多いです。たとえばアーモンドを同量の白ごはんと比べると、約4倍のカロリーに相当します。
ナッツの食べ過ぎによって一日の摂取カロリーが消費カロリーより多くなると、肥満につながるおそれが。量を決めて食べるようにしましょう。(※1,7,8)
ナッツのカロリーは種類によって異なるものの、100gあたり600kcal前後のものが多いです。たとえばアーモンドを同量の白ごはんと比べると、約4倍のカロリーに相当します。
ナッツの食べ過ぎによって一日の摂取カロリーが消費カロリーより多くなると、肥満につながるおそれが。量を決めて食べるようにしましょう。(※1,7,8)
血液中のコレステロールや中性脂肪が増える
適量のナッツの摂取は、血液中のコレステロールのバランスをとったり、中性脂肪を減らしたりするのに役立つといわれています。しかし、ナッツは高カロリー・高脂質な食品のため、食べ過ぎるとコレステロールや中性脂肪が増え、基準値よりも高くなってしまうおそれが。
ナッツを食べる場合は一日の脂質の摂り方を見直し、ほかの食事からの脂質の摂取量を減らすよう心がけましょう。(※9,10)
ナッツを食べる場合は一日の脂質の摂り方を見直し、ほかの食事からの脂質の摂取量を減らすよう心がけましょう。(※9,10)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。