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今、「子宮力」が見直されています
女性のみなさんは、自分の子宮についてどれくらい知っていますか? 普段は、生理や妊娠を意識したとき、異常を感じたときに初めて考えることが多い子宮ですが、実は女性にとって大切な機能を持っています。
妊娠前だけでなく、妊娠後の体調も考える
特にこれから妊娠を考えているという方は、妊娠後のことも意識して子宮をいたわり、体調をコントロールすることが大切です。その際には、糖分の摂取にも気をつける必要があります。
女性らしい肌の美しさを保ったり、素敵な恋を惹きつけるフェロモンを出すのも、子宮力のなせる技。子宮をいたわり、元気に保つにはどうしたらいいのでしょう?
こんなことがあったらSOSかも?
子宮は、卵巣とともに女性ホルモンの分泌に関係する大切な臓器。ホルモンバランスや自律神経に影響を及ぼし、心身の健康にも大きく関わってきます。
・なんとなく調子が悪い
・体が重い
・肌が荒れやすい
・髪や爪が傷みやすい
・心が安定しない、イライラする……など
毎日なんとなく上記のような症状が出ているのは、もしかしたら子宮からのSOSサインかもしれません。
子宮の元気を保つ栄養成分
子宮にとってもっとも気をつけたいのは体の冷え。血流が滞り血のめぐりが悪くなると、子宮はどんどん冷えてしまいます。子宮が冷えるとホルモンバランスが乱れ、美容や自律神経に悪影響を及ぼす可能性も。
女性は、ダイエットなどで栄養が偏りがちですが、いろんな食材でまんべんなく補うことが大切です。そのなかでも、子宮のためにもっと積極的に摂りたい栄養素とはどのようなものがあるのでしょうか?
タンパク質
タンパク質は身体の基本です。血管や皮膚はもちろん、子宮内膜やホルモンを作る大事な栄養素。大豆などの植物性タンパク質、魚や肉からの動物性タンパク質、どちらもバランスよく摂取しましょう。
卵、チーズなどの乳製品も適度に取り入れることが大切。お肉は脂肪分の少ない部位を摂取することで、カロリーを抑えることができます。
ミネラル類
ミネラルのなかでも、特に亜鉛と鉄分は必須と言っていいかもしれません。
亜鉛は、体内の酵素を活性化させるミネラルです。タンパク質を合成や、新陳代謝を促す役割もあります。(※1)亜鉛を含む食べ物は、牡蠣、豚レバー、牛肉、卵黄、カニなどが挙げられます。
また、鉄分は言わずと知れた血液の材料です。血液の流れが悪くなると身体が冷え、子宮も当然冷えてしまいます。鉄分は毎月の生理で大量に失われるので、積極的に摂取しましょう。赤身肉、レバー、貝類、大豆食品などに多く含まれています。
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