ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

ダイエット中に食べ過ぎたらどうすればいい?

ダイエット中であってもついつい食べ過ぎてしまうことがあると思いますが、食べたものが体脂肪として蓄えられるには48時間かかります。

つまり食べ過ぎた場合は、その後の数日間で摂取カロリーを調整することが大切です。具体的な方法について見ていきましょう。(※1)

食べ過ぎた次の日の対処法4選【食事編】

ポイント

  1. 食べる内容と量を調整しつつ3食食べる
  2. 胃への負担が少ないものを食べる
  3. 薄味にする
  4. よく噛んで食べる

1. 食べる内容と量を調整しつつ3食食べる

食べ過ぎによって過剰に摂取した糖質と脂質は、肝臓に蓄えられている間に消費されなければ体脂肪として蓄積されます。そのため食べ過ぎた次の日は食べる内容と量を調整することが大切です。

食べ過ぎた後の2日間は低脂肪かつ低糖質なものを中心の食事とし、食べ過ぎないように注意しましょう。ただし断食や絶食はおすすめしません。(※1)

2. 胃への負担が少ないものを食べる

脂っこいものをたくさん食べると通常と比べて消化に時間がかかり、胃痛や胃もたれを引き起こします。食べ過ぎで胃の調子が悪いと感じたら、消化がよく胃への負担が少ないものを食べるようにしましょう。

消化の良い食べ物としてはおかゆやうどん、豆腐、卵などがあります。また油を使わない調理法によって胃への負担を軽くすることもできますよ。(※2)

3. 薄味にする

食べ過ぎた次の日の食事では、食材や調理法だけでなく味付けの濃さも意識しましょう。味が濃いと胃を刺激するので、出汁をしっかりとって薄味で仕上げるのがおすすめです。また、辛いものや酸っぱいものも胃を刺激するので、避けるようにしましょう。(※2)

4. よく噛んで食べる

食べ過ぎた次の日に胃腸の調子が悪い場合は、よく噛んで食べるようにしましょう。早食いやながら食べは胃に負担がかかります。よく噛んで食べると食べ物が細かくなるだけでなく、唾液の分泌を促して消化を助けます。(※2)
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