ライター : TK

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

消化を助ける食べ物7選

1. パイナップル

パイナップルに含まれる「ブロメリン(ブロメライン)」という成分、もしかしたら聞いたことある人も、いるのではないでしょうか。ブロメリンにはたんぱく質を分解するための酵素が含まれており、お肉や魚などたんぱく質を多く含む食材の消化吸収を助けてくれるんです。(※1)

2. キャベツ

キャベツには、「ビタミンU」という成分が含まれています。別名、キャベジン。この名前でなら、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。キャベジンには、胃の粘膜が傷ついた際に修復をサポートする働きがあり、胃の健康維持に役立ちます。(※2) 胃に不快感を覚えるときは、キャベツを食べてみるといいかもしれませんね。

3. ニラ

ニラのにおい成分「硫化アリル」には、胃腸を活発化させて消化液の分泌を促す作用があります。胃腸を活性化させればスムーズに消化吸収がおこなわれ、消化を助けることにつながりますね。(※3)

4. パセリ

パセリに含まれる香り成分のなかに、「ピネン」という成分があります。ピネンには、胃を刺激して消化液の分泌を促す作用があり、食べ物の消化を助けてくれるんですよ。(※4)飾りだからと今まで食べてこなかった方は、ぜひこれから食べてみてくださいね!

5. ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる「ブルガリア菌」には、腸内にいる悪玉菌を減らす作用があります。悪玉菌は酸性に弱い物質なのですが、ブルガリア菌が体内で「乳酸」を生産して腸内を酸性にすることで、悪玉菌を減らします。(※5) 腸内にいる善玉菌の比率が大きくなれば、腸が活発化し消化吸収を高めることにつながるのです。
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