ライター : さかた そのか

管理栄養士/食生活アドバイザー/フードライター

食品メーカーや広告出版会社で働く傍ら、忙しい中でも手軽に作れる食事を工夫してきました。一人暮らし歴9年、OL歴5年の経験を生かして、食や料理の知識を増やしていきたい方、多忙な方…もっとみる

ぶどうの栄養と効果効能

栄養

  1. 脳のエネルギー源となる「ブドウ糖」
  2. 抗酸化作用をもつ「ポリフェノール」
  3. 血圧を下げる、むくみ対策になる「カリウム」
  4. 骨や歯の形成に役立つ「リン」

脳のエネルギー源となる「ブドウ糖」

ぶどうから発見されたことでその名がついたと言われる「ブドウ糖」。脳がエネルギーとして唯一利用できる栄養素であるため、生命維持にとって非常に重要です。脳を活性化させ、集中力や記憶力を高めるはたらきがあります。(※1,2)

抗酸化作用をもつ「ポリフェノール」

ぶどうには、アントシアニン・レスベラトロール・タンニンなどのポリフェノールが豊富です。ポリフェノールは植物に存在する栄養素で、強い抗酸化作用を持っていることが特徴です。抗酸化作用は、老化の要因のひとつとなる活性酵素を除去するはたらきがあります。

特に、アントシアニンには目の疲れや視覚機能を助ける作用、レスベラトロールには若々しい細胞や肌を保つはたらき、タンニンには毛穴を引きしめたり腸内の悪玉菌を減らしたりする作用などが期待できますよ。(※3,4,5)

血圧を下げる、むくみ対策になる「カリウム」

ぶどうには、100gあたり220mgのカリウムが含まれています。これは、ブルーベリーの約3倍量です。カリウムはナトリウム(塩分)の排出を促す作用があるため、血圧を下げるほか、塩分の摂りすぎによるむくみ対策にも役立つミネラルとして知られています。(※6,7,8,9)

骨や歯の形成に役立つ「リン」

ぶどうには、100gあたり23mgのリンが含まれています。これは、ブルーベリーの約2.5倍量。リンは骨や歯の材料となるうえ、細胞の核となる核酸(DHA・RNA)の合成にも関わる重要な栄養素です。(※6.7.10)

干しぶどう(レーズン)の栄養

干しぶどうの場合、水分が生のときの約80%から15%ほどに減るため、100gあたりに含まれる栄養素は生ぶどうより多くなります。また、皮ごと食べられるため、皮に豊富な栄養素であるポリフェノールや食物繊維、カリウムなどを無駄なく摂ることができます。

一方で、水分が減っている分100gあたりのカロリーや糖質は高くなります。また、市販品には砂糖が添加されているものもあるため、食べ過ぎには注意が必要です。(※3,6,11,12)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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