ぶどうの栄養を効率よく摂るコツ

ぶどうは朝食に食べるのがおすすめ。ぶどうに含まれるブドウ糖や果糖は吸収が早く、すぐエネルギーになるため、一日のスタートとなる朝食に摂るのが最適です。一方で、夕食後のタイミングは体脂肪として蓄積されやすいため避けましょう。

また、前述したように、ぶどうの皮には多くの栄養素が含まれています。皮付きで食べられる品種を選ぶ、皮ごと食べられるレーズンを選ぶなど意識してみてくださいね。(※3,6,11,12,23,24)

おいしいぶどうの選び方・保存のコツ

選び方

選び方

  1. 軸:緑色で太くしっかりしている
  2. 実:ひと粒ひと粒に張りがあって大きさがそろっている
  3. 皮:黒色・赤色のものは色が濃い、黄緑色は色が鮮やかである、白い粉がついている
おいしいぶどうの選び方は上記3つ。皮の白い粉は「果粉」や「ブルーム」といわれ、雨露をはじいたり、水分蒸発をやわらげるはたらきがあります。農薬と勘違いされることがありますが、実は粉がついているほうが鮮度が保たれているのです。

冷蔵保存する場合

乾燥防止のためラップか新聞紙で房ごと包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。鮮度が良ければ4〜5日ほど持ちます。軸が茶色くなっているもの、粒が取れそうなものは鮮度が落ちてきているので早めに食べ切るのがおすすめ。

なお、冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、食べる少し前に冷蔵庫から出しておきましょう。

冷凍保存する場合

鮮度の良い状態の粒を、房から外しひと粒ずつラップで包み、保存用袋に入れて冷凍しましょう。こうすることで、食べるときに必要な分だけ取り出せて便利です。凍ったぶどうは解凍して食べたり、シャーベットのようにしたりして楽しむことができます。

ピオーネや巨峰など皮を向いて食べるぶどうは、凍った粒を少し水に浸けると皮がむきやすいです。

ぶどうの栄養を効率よく摂ろう!

ぶどうは脳のエネルギーとなるブドウ糖や、抗酸化作用をもつポリフェノールが豊富に含まれる果物です。品種もさまざまで、皮付きのものは栄養をより効率よく摂ることができますし、栄養が凝縮されたレーズンもおすすめ。

おいしいぶどうの選び方や保存方法も参考に、ぜひぶどうを楽しんでみてくださいね。
【参考文献】
(2022/06/28参照)
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