ピオーネ

巨峰とマスカットを交配して誕生した品種。大粒の紫黒色で、甘味と酸味のバランスが良く上品な風味が特徴です。旬は8〜10月頃、産地は岡山県や山梨県が主。種あり・種なしどちらもあり、種なしのものは「ニューピオーネ」と呼ばれているのだとか。

デラウェア

皮の色は紫色で、粒が小さく香りも控えめ。果汁たっぷりで甘みが強く種もないので、非常に食べやすいことが特徴。アメリカで発見された品種で、旬は7〜8月頃。夏になると、店頭で目にする機会も多い定番品種ですね。(※19)

ナイアガラ

ワインの原料として有名な品種。皮の色は緑色で粒は小さめ、とても甘く香りが良いのが特徴。アメリカ生まれの品種で、主な産地は北海道や長野県です。8月下旬頃から旬を迎えます。

シャインマスカット

2006年に誕生した比較的新しい品種。生はもちろん、パフェやケーキ、大福などのスイーツとしても人気の品種ですね。鮮やかな緑色で大粒、爽やかな香りと酸味の少ない甘さが特徴。ほとんどが種なしで皮が薄いため、皮ごと食べられることも魅力です。

ぶどうの皮にも栄養があるのか

ぶどうの皮には、ポリフェノールやカリウム、食物繊維などの栄養素が豊富です。前述したように、ポリフェノールには抗酸化作用、カリウムには血圧を下げたりむくみを対策する役割があります。また、食物繊維は腸内環境を整えてくれます。

ぶどうの栄養を効率よく摂りたい方は、皮ごと食べられる品種を選ぶのがおすすめです。(※3,4,5,6,8,9,12,18,19)

ぶどうを毎日食べると体に悪いのか

ぶどうを食べ過ぎると、カロリーや糖質の摂り過ぎにより太ってしまうおそれがありますが、毎日適量を守って食べれば大きな問題はありません。一日あたりの果物の目標摂取量は200gです。例えば、巨峰の場合10〜15粒程度となります。

重要なのは、バランスよく食べるためにさまざまな果物を取り入れること。果物によって豊富な栄養素も異なります。毎日ぶどうを食べてもかまいませんが、一日にぶどう5粒とみかん1個といったように、ほかの果物と組み合わせて食べるのがおすすめです。(※14,20,21,22)
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