1位 キーマカレー(91票)

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インド発祥のキーマカレーです。「キーマ」は、ヒンディー語やウルドゥー語で「細切り肉、ひき肉、細かいもの」の意味。よってキーマカレーとは、ひき肉を使って作るカレー全般を指します。

似た料理でドライカレーもありますが、こちらは汁気が少ないカレー全般のことです。キーマカレーを日本風にアレンジしたものと言われており、カレー味のチャーハン(カレーピラフ)も、ドライカレーと呼ぶことがあります。

つまり、キーマカレーのうち汁気が少ないものは「ドライカレー」とも呼び、ドライカレーのうちひき肉を使っているものは「キーマカレー」とも呼べるということですね。

6〜10位のランキング結果

ここからは6位から10位の順位を続けて発表します。

6位 シーフードカレー(48票)

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魚介の旨みがギュッと詰まったシーフードカレーは、ちょっぴりリッチな味わいを楽しみたいときにぴったりのカレーですよね。エビ、イカ、ホタテ、アサリと、みんな思い思いに好きな魚介類を入れて作っているようです。

手軽に仕上げるなら、冷凍のシーフードミックスを使うと便利。臭みを出さない秘訣は、シーフードミックスを冷蔵庫でゆっくり時間をかけて自然解凍することですよ。詳しいコツは以下の記事で紹介しています。

7位 グリーンカレー(44票)

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グリーンカレーは、青唐辛子とココナッツミルクをベースにして作る、タイカレーの一種です。名前通り緑色をしているのが特徴で、ココナッツの甘い香りとは裏腹に、青唐辛子の辛みがしっかり効いています。隠し味にナンプラーを使うため、特有の風味がいいアクセントになっていますよ。

具材にはなすや赤ピーマンのほか、鶏肉やエビなどを使用するのが定番。一見むずかしそうですが、市販のグリーンカレーペーストを使えば簡単に作れます。

8位 スープカレー(40票)

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スープカレーは、1970年代に北海道札幌市で誕生した料理です。サラサラとしたスープ状のカレーで、大きくカットした肉や野菜、ゆで卵がゴロゴロと入っているのが特徴。辛みが強いのも持ち味ですよ。

肉はほろりとやわらかくなるで煮込み、野菜は焼いたり素揚げにしたりしてから入れるのが一般的。ごはんとカレーは別盛りにし、スプーンにごはんをすくって、カレーにくぐらせながら食べます。

9位 サグカレー(26票)

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鮮やかな緑色がなんとも印象的なサグカレーは、北インドの代表的なカレーです。「サグ」は「菜の花」を指し、本場インドではからし菜を使って作ります。しかし日本では、ほうれん草を始めとする青菜で作ったものをサグカレーと呼ぶのが一般的です。

なお鶏肉を入れる場合は「サグ・チキン」、羊肉を具材にするなら「サグ・マトン」、チーズを使う場合は「サグ・パニール」と言いますよ。

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