ライター : kinako

サグカレーってどんなカレー?

サグカレーは本来からし菜を使ったカレーですが、日本では、ほうれん草をはじめとした青菜で作るカレーをサグカレーと呼んでいます。インパクトのある緑色のカレーは、野菜のうま味にさまざまな香辛料がマッチした、深みのある風味豊かな味わい。 青菜をベースとしたカレーには鶏肉や豚肉が加えられたり、チーズがのせられることもあります。からし菜やほうれん草のほか、ツルムラサキや大根菜など、さまざまな青菜が使われますが、そのなかでもほうれん草とチキンのサグカレーが定番となっています。

サグカレーに含まれるスパイスって?

カレーといったらスパイス!といわれるように、サグカレーにもさまざまなスパイスが使われます。本格的なサグカレーでは、素材の形がそのまま残るホールスパイスと素材を粉にしたパウダースパイス、両方使われることもありますが、スパイスに馴染みの薄い日本では、パウダースパイスが多く使われます。 ホールスパイスでは、ベイリーフ、グリーンカルダモン、ブラックカルダモン、シナモンスティックなどが。パウダースパイスでは、ガラムマサラ、カスリメティ、クミンシードのほか、コショウ、パプリカパウダーなどがよく使われます。 どのスパイスをどれくらい、どのような配合で使用するのかは料理人しだい!これといった決まりはありません。

サグカレーのカロリーは?

意外と高カロリーのカレーライス。ほうれん草などの青菜をたっぷり使ったサグカレーは、基本的なカレーと比べて若干カロリーは低めです。基本的なチキンカレーのカロリーが、だいたい1000kcal前後。 チキン入りのサグカレーのカロリーは、700~820kcalのものが多くみられます。当然ですが、肉を入れれば入れただけカロリーは高くなります。青菜がいっぱい入っているからと気をゆるめないよう注意しましょう。

野菜のうま味がたっぷり!サグカレーのレシピ5選

1. ほうれん草のサグカレー

サグカレーは好きだけれど、緑色がちょっと苦手、という方におすすめのレシピです。ほうれん草は茹でたらみじん切りに。フードプロセッサーなどでピューレ状にする必要がないので、洗いものが少ないこともポイントです。レシピでは市販のカレー粉を使っていますが、おすすめのスパイス配合も記載されているので、ぜひチャレンジしてみてください。

2. ほうれん草とモッツァレラのサグカレー

こちらのレシピはほうれん草の代わりに小松菜を使っております。モッツアレラチーズを浮かべたサグカレーです。クセがなく、独特の弾力があるモッツァレラチーズは、サグカレーとの相性も抜群!

3. ほうれん草と豚こまのサグカレー

ほうれん草と玉ねぎにプラスするのはラム肉。ラムカレーにほうれん草を茹でて牛乳とミキサーにかけて作ったほうれん草ペーストを加えたものなので、ラムカレーを作ってから、余った時にこの方法でサグカレーを作れば二度楽しめます。

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