目次
シチューは離乳食後期から
離乳食でシチューを取り入れるのは、離乳食後期(生後9~11か月ごろ)を目安にしましょう。牛乳や小麦粉を、クリーム煮のような料理で使えるようになるのが、離乳食後期ごろから。また、バターや油などの脂質が多いものも、生後9か月以降から少量ずつ使えるようになります。
離乳食のシチューは、大人が食べるような濃厚なものではなく、あっさりと低脂質に仕上げる必要があります。どのように作ればよいか、詳しくご紹介していきます。(※1,2)
離乳食のシチューは、大人が食べるような濃厚なものではなく、あっさりと低脂質に仕上げる必要があります。どのように作ればよいか、詳しくご紹介していきます。(※1,2)
離乳食用のシチューは市販ルウを使っても平気?
市販のシチューのルウは大人向けで、脂肪分や塩分が多く含まれています。そのため、離乳食期の赤ちゃんには使わないようにしましょう。離乳食では、野菜スープやだし汁に粉ミルクを足して、片栗粉でとろみをつけるだけでも、シチュー風になりますよ。
また、ベビーフードのホワイトソースや、1歳から使えるルウなども市販されています。その場合は原材料をチェックして、食べたことのある材料で作られているかを確認してから使いましょう。
また、ベビーフードのホワイトソースや、1歳から使えるルウなども市販されています。その場合は原材料をチェックして、食べたことのある材料で作られているかを確認してから使いましょう。
離乳食用のシチューの味付け方法
離乳食では、素材の味を活かして調理します。初めは味付けは必要なく、だし汁や野菜スープの旨みで十分です。
離乳食後期以降、シチューの味付けをするなら、ごく少量の塩やみそなどで薄味に仕上げましょう。大人が味見をしてみて、味がついているかわからないくらいの程度でかまいません。また、だしやスープを濃いめにとれば、味付けをしなくても風味よく仕上がりますよ。(※3,4)
離乳食後期以降、シチューの味付けをするなら、ごく少量の塩やみそなどで薄味に仕上げましょう。大人が味見をしてみて、味がついているかわからないくらいの程度でかまいません。また、だしやスープを濃いめにとれば、味付けをしなくても風味よく仕上がりますよ。(※3,4)
離乳食用のシチューに豆乳は使える?
豆乳は、離乳食中期(生後7~8か月ごろ)から少量ずつ加熱して調理に使うことができます。豆乳には無調整豆乳と調製豆乳がありますが、調製豆乳には砂糖や添加物が含まれているため、離乳食には無調整豆乳を使用しましょう。
豆乳はたんぱく質が摂れるほか、鉄も牛乳より多く含まれています。母乳育児の場合は生後6か月以降鉄が不足しがちになるため、豆乳を取り入れるのはおすすめです。(※1,3,5,6)
豆乳はたんぱく質が摂れるほか、鉄も牛乳より多く含まれています。母乳育児の場合は生後6か月以降鉄が不足しがちになるため、豆乳を取り入れるのはおすすめです。(※1,3,5,6)
離乳食用のシチューの保存方法と食べきりの目安
冷蔵保存なら当日
調理したものを冷蔵で保存する場合は、当日中に食べきりましょう。冷蔵したものを与える際には、電子レンジや鍋で必ず再加熱してから与えてくださいね。
赤ちゃんは細菌に対する抵抗力が弱いため、大人よりも衛生面に注意する必要があります。(※3,7)
赤ちゃんは細菌に対する抵抗力が弱いため、大人よりも衛生面に注意する必要があります。(※3,7)
冷凍保存なら1週間
多めに作って冷凍保存する場合は、1週間で使い切るのが目安です。冷凍の際は1食分ずつに分けて冷凍し、食べるときにその都度電子レンジや鍋で解凍、加熱するようにしましょう。
もし残ってしまった場合でも、再冷凍したり、冷蔵保存したりするのは避けてください。前述したように、赤ちゃんは細菌への抵抗力がまだ弱いためです。(※7)
もし残ってしまった場合でも、再冷凍したり、冷蔵保存したりするのは避けてください。前述したように、赤ちゃんは細菌への抵抗力がまだ弱いためです。(※7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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