ライター : 上田 裕美

管理栄養士

J.S.Aソムリエ、調理師。栄養専門学校を卒業後、都内イタリア料理店で専門的な料理とワインの知識を学ぶ。管理栄養士資格を取得し、在宅訪問栄養指導、病院や保育園で献立やレシピの作成…もっとみる

監修者 : 中田 馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事・中田家庭保育所施設長

息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、24年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和…もっとみる

離乳食で豆乳を使える時期はいつから?

豆乳は、離乳食を食べ始めて1ヶ月ほど経過した、離乳食初期(生後5〜6ヶ月)の後半から使うことができます。

また、豆乳は水分補給として母乳やミルクの代わりに飲ませるのではなく、離乳食の食材として摂り入れましょう。

さらに、豆乳に含まれるたんぱく質は分子が大きく、消化器が未熟な赤ちゃんにとっては、消化できない場合があります。

離乳食に豆乳を使うときは、少しずつ様子を見ながら与えることが大切ですよ。(※1,2)

離乳食期ごとの豆乳を与える量

・離乳食初期(生後5〜6ヶ月)……25ml
・離乳食中期(生後7〜8ヶ月)……30~40ml
・離乳食後期(生後9〜11ヶ月)……45ml
・離乳食完了期(生後12〜18ヶ月)……50~55ml

豆乳は、離乳食の段階によって与えられる量が異なります。特に、離乳食初期は使える量が少ないので注意しましょう。離乳食完了期では与えられる量がグッと増えるので、スープに入れたり、おやつの材料として摂り入れたりするのもおすすめです。(※1)

離乳食の豆乳は調製・無調整どちらがおすすめ?

豆乳の種類には、調製豆乳と無調整豆乳があります。調製豆乳は、豆乳に砂糖や油脂、塩を加えて飲みやすくしたもの。無調整豆乳は、大豆以外の材料を使用していないのが特徴です。

調製豆乳は飲みやすい分調味料が加えられているため、離乳食では、無調整豆乳を使うのがおすすめです。

無調整豆乳は大豆そのものの味を感じられるので、料理に加えるとコクがアップし、まろやかな味わいに仕上がりますよ。(※1,2)

豆乳の保存方法!冷凍はしてもOK?

豆乳は凍らせるとシャリシャリとした食感になり、アイスのように食べることができます。しかし、一度凍らせてから解凍すると、成分が分離して元の状態に戻らないため、品質が低下します。

分離した豆乳は舌触りが悪く、離乳食には向きません。豆乳を冷凍した場合は、凍らせたまま、大人がデザートとして食べましょう。

また、豆乳を少ししか使わないときは、500ml程度のパックを選ぶのがおすすめ。開封後は冷蔵庫で保管し、2〜3日を目安に使いきってくださいね。(※1,3)

豆乳はアレルギーの心配がある?

豆乳の原材料である大豆は、アレルギー表示の推奨品目に含まれている食品です。また、豆乳は食べたあと数分以内に口の中や喉にかゆみやしびれなどの症状が現れる、口腔内アレルギー症候群を引き起こす可能性があります。

豆乳を離乳食ではじめて与えるときは、ごく少量からスタートして、体調に変化がないか観察しましょう。さらに、何かあった場合速やかに病院で診察を受けられるよう、午前中の診療時間内に食べさせると安心です。(※4,5,6,7)

離乳食中期のおすすめ豆乳レシピ2選

1. じゃがいもと鶏むね肉の豆乳シチュー

野菜のやさしい甘さと、豆乳のコクがまろやかなシチューのレシピです。鶏むね肉は繊維が口に残りやすいため、細かく裂くと食べやすくなります。最後に片栗粉でとろみをつけて、トロッとした食感に仕上げましょう。野菜類は赤ちゃんの成長に合わせて、カットする大きさを変えてくださいね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ