食事のはじめにとる

パプリカには水溶性食物繊維が含まれています。食事のはじめに食べると、その後の消化吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を抑えて糖質の吸収をおだやかにするはたらきがあります。

また、たくさん噛むことで満腹を感じるサインが脳に伝わりやすくなり、食欲を抑えられます。パプリカを食べるときは、シャキシャキとした食感を楽しみながらよく噛んで、食べ過ぎを対策しましょう。(※7,9,10)

単品食べをしない

カロリーは比較的低いパプリカですが、ダイエット中にパプリカだけを食べるのは避けましょう。

パプリカにはビタミン類が豊富に含まれていますが、たんぱく質や脂質など、身体をつくるもとになる栄養素はあまり含んでいません。

栄養素にはさまざまな作用があり、いろんな栄養素のはたらきが複雑に関わることで身体の健康が保たれています。ダイエット中でもバランスのよい食事を意識して、いろいろな食材と組み合わせて栄養を偏りなくとるようにしましょう。(※2,11,12)

ダイエット中におすすめ!パプリカを使うレシピ5選

1. かんぴょうとパプリカのヘルシーサラダ

かんぴょうとパプリカ、鶏ささみのヘルシーなサラダです。かんぴょうは食物繊維が豊富で、糖質は100gあたり1.9gと低く、ダイエット中にもおすすめの食材。歯ごたえがあるので、よく噛むことで満腹中枢を刺激して食べ過ぎを抑えてくれますよ。(※2,9)

2. 鶏むね肉とパプリカのさっぱり生姜炒め

ヘルシーな鶏むね肉ときゅうりを使う、パプリカの色合いが鮮やかなひと品です。フライパンひとつで作るので、少量の油ですみます。油と一緒に食べると吸収率が高くなる、β-カロテンやビタミンEを効率よくとれますよ。(※8)

3. パプリカとパクチーのエスニック風豚しゃぶサラダ

簡単ノンオイルドレッシングをかけて食べる、エスニックな豚しゃぶのレシピです。豚肉に豊富なビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるはたらきがあるので、ダイエット中は積極的にとりたい栄養素です。豚バラではなく豚肩ロースを使えば、脂質量を抑えられますよ。(※13,14)

4. パプリカの洋風白和え

ドライバジルの香りがアクセントになる、洋風白和えです。豆腐に含まれている非ヘム鉄は、パプリカに豊富なビタミンCと一緒にとると吸収率を高めることができますよ。ダイエット中の貧血対策におすすめの組み合わせです。(※15)
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