パプリカのカロリーを管理栄養士が詳しく解説！ほかの野菜との比較も必見 (2ページ目)

100gあたりに含まれるビタミンCは、赤パプリカ170mg、黄パプリカ150mgです。

パプリカにはレモンの約1.5倍、ピーマンの約2倍のビタミンCが含まれています。ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきや、抗酸化作用があります。

そのほか、ビタミンCは鉄の吸収率を高める作用もあります。（※2,4）

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ビタミンE

100gあたりに含まれるビタミンEは、赤パプリカ4.3mg、黄パプリカ2.4mgです。

ビタミンEは、身体の中の細胞膜に存在しています。強い抗酸化作用をもち、細胞の酸化を抑制し老化を抑える作用が。そのほか、血管を健康に保ったり、LDLコレステロールの酸化を抑えたりするはたらきもあります。

体内のビタミンEが不足すると、血行が悪くなって冷え性や肩こりなどを起こしやすくなります。（※2,5）

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カリウム

100gあたりに含まれるカリウムは、赤パプリカ210mg、黄パプリカ200mgです。

カリウムは、ナトリウムとバランスをとって細胞の浸透圧を維持したり、身体の水分を保ったりしています。ナトリウムを尿中へ排出する作用があり、血圧を下げるはたらきもあります。

カリウムは水に溶ける性質があるので、無駄なくとるには水にさらす時間を短くしましょう。（※2,6）

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食物繊維

100gあたりに含まれる食物繊維は、赤パプリカ1.6g、黄パプリカ1.3gです。

食物繊維は、水溶性と不溶性の2種類があります。パプリカには両方の食物繊維が含まれていますよ。

水溶性食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにして血糖値の急上昇を抑え、不溶性食物繊維は腸の運動を活発にして便通を促すはたらきがあります。（※2,7）

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ダイエット中にパプリカを活用するポイント

調味料や油に注意

パプリカに豊富に含まれている、β-カロテンとビタミンEは脂溶性のビタミンです。油脂と一緒にとることで吸収しやすくなる特徴がありますが、ダイエット中に油を使用するときは少量を心がけるようにしましょう。

また、市販のドレッシングには、糖質や脂質が多く含まれているものがあります。サラダで食べるときは、ドレッシングの使用量に注意しましょう。ダイエット中は、手作りのドレッシングでサラダを楽しむのもおすすめですよ。（※8）

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