目次
コレステロール
コレステロールは、体内で細胞膜やホルモンを作る材料となる、体に必要な脂質のひとつです。エビには100gあたり150mg含まれています。
健康な人に対して、コレステロールの目標量や上限量は設定されていません。しかし、血液中の脂質が高い方は重症化を予防する観点で、一日あたり200mg未満にとどめることが望ましいとされています。(※1,13,14)
健康な人に対して、コレステロールの目標量や上限量は設定されていません。しかし、血液中の脂質が高い方は重症化を予防する観点で、一日あたり200mg未満にとどめることが望ましいとされています。(※1,13,14)
エビの栄養は摂りすぎるとどうなるのか
エビにはさまざまな栄養が含まれていますが、なかには摂り過ぎに注意したい栄養素も。エビに多く含まれるプリン体の代謝物である尿酸は、過剰になると血液中に溜まってしまいます。この状態が続くと、尿酸が結晶化して、関節に炎症を引き起こす場合があります。
また、血液中のコレステロールが増えることで血管が硬くなる原因になるほか、特定の食品を食べ過ぎるとアレルギーの発症につながる場合もあるため、毎日続けて食べるのは控えましょう。(※10,13,15)
また、血液中のコレステロールが増えることで血管が硬くなる原因になるほか、特定の食品を食べ過ぎるとアレルギーの発症につながる場合もあるため、毎日続けて食べるのは控えましょう。(※10,13,15)
エビの栄養は妊婦や子どもが摂っても良いのか
エビに含まれるたんぱく質やカルシウムは、妊娠中の方や子どもに大切な栄養素です。妊娠中にエビを食べても問題ありませんが、食中毒のおそれがあるため、生では食べないようにしてくださいね。
また、子どももエビは食べられますが、離乳食後期までは与えないようにしましょう。アレルギーの可能性を考慮し、完了期以降に少量を試してから与えます。
エビのアレルギーは、乳幼児よりも小学生以降に増える傾向があるため、大きくなってからも注意が必要です。(※1,16,17,18,19)
また、子どももエビは食べられますが、離乳食後期までは与えないようにしましょう。アレルギーの可能性を考慮し、完了期以降に少量を試してから与えます。
エビのアレルギーは、乳幼児よりも小学生以降に増える傾向があるため、大きくなってからも注意が必要です。(※1,16,17,18,19)
エビの栄養を損なわない食べ方
エビは殻にも栄養があるため、殻ごと調理するのがおすすめです。エビの殻には、キチン・キトサンという動物性食物繊維が含まれています。キチン・キトサンには、食事中のコレステロールの吸収を抑えるはたらきや整腸作用がありますよ。
エビの栄養を損なわずに摂取したいときは、殻付きのまま使ったり、殻でだしをとって味噌汁にしたりと、殻ごと活用してみましょう。(※20)
エビの栄養を損なわずに摂取したいときは、殻付きのまま使ったり、殻でだしをとって味噌汁にしたりと、殻ごと活用してみましょう。(※20)
エビの栄養を活かす食べ方
エビに含まれるビタミンEは、ビタミンAやビタミンCと一緒に摂ることで、抗酸化作用が高まります。緑黄色野菜と合わせる、料理の仕上げにレモンを絞るなど、それぞれのビタミンを含む食品を組み合わせて摂るようにしましょう。
また、エビに豊富なカルシウムは、ビタミンDによって吸収が促進されます。ビタミンDを含む魚類や、きのこ類と一緒に摂ることで吸収率が高まりますよ。(※1,3,4,5)
また、エビに豊富なカルシウムは、ビタミンDによって吸収が促進されます。ビタミンDを含む魚類や、きのこ類と一緒に摂ることで吸収率が高まりますよ。(※1,3,4,5)
エビの栄養を効率よく摂れるレシピ5選
1. カリフラワーとエビのタルタルサラダ
ホクホクのカリフラワーとエビと卵で作る、食べごたえのあるごちそうサラダです。カリフラワーは固めにゆでて、余熱で仕上げるのがポイント。カリフラワーにはビタミンCが、卵にはビタミンAが含まれています。エビに豊富なビタミンEの抗酸化作用を、相乗的に高めてくれますよ。(※1,5)
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