胃腸のはたらきを活発にする

生姜は胃腸のはたきを活発にします。胃腸が活発にはたらくと、食べ物の消化吸収がよくなるという、メリットが得られますよ。

また、生姜の成分ジンキベレンは、吐き気をやわらげてくれます。胃の不調が気になるときに、薬味として生姜を取り入れてみてはいかがでしょうか。(※1)

のどの痛みをやわらげる

生姜にはのどの痛みをやわらげる成分が2つ含まれています。ひとつは、香り成分の「ガラノラクトン」。もうひとつは、辛み成分の「ジンゲロール」です。

のどが痛いときに、生姜入りのドリンクや、のど飴を試してみるといいかもしれません。(※1)

抗酸化作用

抗酸化作用といえば、ビタミン類やポリフェノール類のイメージがありませんか。でも実は、生姜の成分であるジンゲロール、ショウガオールにも抗酸化作用が期待できます。

大量に生成されると体に害となる、活性酸素。これを除去するはたらきが、抗酸化作用です。生姜の抗酸化作用は老化対策のためにも役立ちますよ。(※1,3)

利尿作用

生姜には利尿作用や発汗作用もあります。利尿作用によってさらに、毒素の排泄につながる効能も期待されているようです。

一方で、生姜に利尿作用があることを考慮すると、生姜入りのドリンクを飲むなら、寝る前のタイミングは避けたほうがいいでしょう。(※4)

口臭対策に役立つ

最近、生姜は口臭対策も期待されています。実際、生姜のジンゲロールが、呼気中の臭気物質レベルの減少をもたらすとする研究報告がありますよ。

また、加熱した生姜に多いショウガオールは、口の中の組織の健康を維持するといわれています。(※6,7)

【Q&A】生姜の一日あたりの摂取目安量は?

A:一日の摂取目安量は、10gとされています。

生姜の効能を知ると、たくさん取り入れてみたくなるかもしれません。しかし、生姜は胃への刺激が強いので、摂り過ぎないように注意してくださいね。(※8)
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