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ネギの栄養と効果効能
ネギの効能
- 血行を促進して体を温める「硫化アリル」
- 血圧を下げる「カリウム」
- 免疫を活性化して免疫力を高める「β-カロテン」
- 健やかな肌を作る「ビタミンC」
- 骨や歯を構成する「カルシウム」
- 貧血対策ができる「鉄」
- 赤血球の形成を助ける「葉酸」
- 腸内環境を整える「食物繊維」
血行を促進して体を温める「硫化アリル」
長ねぎには、体温を高めて血行を促進させる作用があるといわれています。白い部分に多く含まれている硫化アリル(アリシン)という、ツンとした独特の香りや辛味のもととなる成分のおかげです。
硫化アリルは、とくに手指や足指といった体の末端部分の血行をよくする作用があります。冷え性の方にぴったりですね。また、体を温めて発汗を促してくれるため、風邪の症状を和らげるはたらきがあるといわれていますよ。(※1,2)
硫化アリルは、とくに手指や足指といった体の末端部分の血行をよくする作用があります。冷え性の方にぴったりですね。また、体を温めて発汗を促してくれるため、風邪の症状を和らげるはたらきがあるといわれていますよ。(※1,2)
血圧を下げる「カリウム」
長ねぎには100gあたり200mgのカリウムが含まれています。特に長ねぎの葉の部分には、血圧低下につながる栄養素であるカリウムが豊富です。カリウムはナトリウムの再吸収を抑え、体外へ排泄するのを促すはたらきがあります。そのため、血圧を下げることが期待できますよ。
長ねぎの香り成分である硫化アリルも血圧上昇の慢性化対策に役立つといわれています。血流を促して、血の塊ができにくいようにするはたらきがあるためです。(※2,3,4)
長ねぎの香り成分である硫化アリルも血圧上昇の慢性化対策に役立つといわれています。血流を促して、血の塊ができにくいようにするはたらきがあるためです。(※2,3,4)
免疫を活性化して免疫力を高める「β-カロテン」
長ねぎには100gあたり83μgのβ-カロテンが含まれています。「長ねぎは風邪に効く」というイメージがありますが、実際に長ねぎの葉の部分に含まれるβ-カロテンには、免疫を高めるはたらきがあるといわれていますよ。
太い長ねぎの青い葉のなかによく見られる、ヌルヌルとした粘液部分にも注目です。長ねぎの粘液に含まれる成分に、免疫を活性化するはたらきがあるという実験結果が報告されています。加熱調理した長ねぎでも同じはたらきが期待できるそうですよ。(※1,3,5,6)
太い長ねぎの青い葉のなかによく見られる、ヌルヌルとした粘液部分にも注目です。長ねぎの粘液に含まれる成分に、免疫を活性化するはたらきがあるという実験結果が報告されています。加熱調理した長ねぎでも同じはたらきが期待できるそうですよ。(※1,3,5,6)
健やかな肌を作る「ビタミンC」
長ねぎには100gあたり14mgのビタミンCが含まれています。ビタミンCは、肌のコラーゲン合成に欠かせない栄養素です。シワの対策に役立ち、傷ややけどを早く治す作用があるといわれています。健やかな肌を保つために積極的に摂りましょう。
長ねぎのなかでも、とくに青い葉の部分にビタミンCが多く含まれています。長ねぎは青い部分と白い部分では含まれている栄養成分が異なるので、期待するはたらきに合わせて使い分けるのがおすすめです。(※1,3,7)
長ねぎのなかでも、とくに青い葉の部分にビタミンCが多く含まれています。長ねぎは青い部分と白い部分では含まれている栄養成分が異なるので、期待するはたらきに合わせて使い分けるのがおすすめです。(※1,3,7)
骨や歯を構成する「カルシウム」
長ねぎには100gあたり36mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは体内にもっとも多く存在するミネラルで、骨や歯を構成する必須ミネラルです。カルシウムが不足すると骨がもろくなり、ちょっとした衝撃で骨折してしまうことも。特に高齢の方は注意が必要ですよ。
骨がもろくなるのを避けるためには、若いうちからしっかりカルシウムを摂取するようにしましょう。また、成長期のカルシウム不足は歯の質やあごの発達に影響が出ることがあります。子どものうちから意識してカルシウムを摂れるようにするといいですね。(※3,8)
骨がもろくなるのを避けるためには、若いうちからしっかりカルシウムを摂取するようにしましょう。また、成長期のカルシウム不足は歯の質やあごの発達に影響が出ることがあります。子どものうちから意識してカルシウムを摂れるようにするといいですね。(※3,8)
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