酢の種類

酢は、穀物酢と果実酢のふたつにわけられます。果実の絞り汁から作られる果実酢は、「リンゴ酢」が定番です。

調味料としてなじみ深いのは穀物酢。米を原料として作る「米酢」がよく使われています。玄米を原料として作る「黒酢」は、ほかの酢よりも糖質とアミノ酸が多く含まれているのが特徴です。

酢を選ぶときのポイント

酢の作用は、おもに「酢酸」によるもの。酢酸は穀物酢にも果実酢にも含まれており、酢による作用の違いはありません。好きなものを選びましょう。料理に使う場合は穀物酢を、飲む場合はまろやかな味わいのリンゴ酢や黒酢がおすすめです。

なお、肌の健康が気になる場合は、美容に役立つ「D-アミノ酸」が多く含まれる黒酢がおすすめです。(※2,6,8)

酢の過剰摂取には注意!

酢をとる量に上限はないとされていますが、過剰摂取は控えましょう。酢は胃や腸を刺激するため、とりすぎると体調を崩すおそれがあるからです。

また、酢を飲む場合はとくに注意が必要。原液のまま飲むと胃が荒れてしまうため、5倍以上に薄めて飲んでくださいね。(※4,10)

おいしく楽しむ!酢を手軽にとれるレシピ7選

1. 黒酢で作る。れんこん入り酢豚

Photo by macaroni

黒酢を使った酢豚です。れんこんやパプリカなどの野菜と豚肉を揚げて、黒酢あんにからめるだけで、本格中華のできあがり。こっくりとした旨味があり、ごはんがすすみますよ。黒酢を食事に取り入れたい方におすすめのレシピです。

2. 酢玉ねぎ入り。手羽中の煮物

Photo by macaroni

玉ねぎを米酢に漬けこむと、辛味がマイルドになって食べやすくなりますよ。そのまま食べてもおいしいですが、手羽中と合わせて煮物にすると、メインおかずに変身します。煮物の味付けには黒酢を加えて、風味の違いを楽しみましょう。

3. さっぱりおいしい。さんまの黒酢煮

さんまとごぼうを黒酢で煮込んだひと品です。こってりとした見た目とは裏腹に、黒酢のおかげで後味はさっぱりとしています。調理油を使わずに作れるので、カロリーが気になる方におすすめです。
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