ライター : SATTO

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1. 関東風。すまし雑煮

関東では、すまし仕立ての雑煮が主流です。しょうゆベースであっさりとしていてるからこそ、食材のおいしさを存分に活かせます。こんがりと焼いた切り餅を入れるため、香ばしい風味が魅力。

鶏もも肉やしいたけなどで具だくさんに仕上げる雑煮レシピです。シンプルな味付けと食材の旨味が絶品にマッチして飽きの来ない味わい。にんじんは型を使って梅型にするため簡単ですよ。お好みで三つ葉や小松菜を入れると風味がアップします。

2. 関西風。白みそ雑煮

関西で馴染みのある、白みそ仕立ての雑煮レシピ。ホッとする、まろやかで濃厚な味わいに仕上がります。餅は丸餅を使うのが、関西風雑煮の特徴です。

里芋と金時にんじんの甘味が白みそのコクと相性抜群。里芋のほくほくとした食感が楽しいひと品です。大根と金時にんじんは飾り切りにするため見た目もバッチリ。飾り切りをしたことがない方は、この機会にチャレンジしてみましょう。覚えておくとさまざまな料理に役立ちますよ。

3. 溶き卵でふわふわ♪ 卵雑煮

しいたけやかまぼこといった雑煮の定番具材に、溶き卵をプラスするレシピです。卵のふわっとしたやさしい口当たりが、すまし仕立てのシンプルなつゆとよく合い、あとを引くおいしさ。切り餅はトースターで香ばしく焼いてから合わせましょう。鶏もも肉も使うので、食べ応えのあるひと品です。

仕上げに添えるかまぼこは、お好みで飾り切りにするのもおすすめ。見た目がきれいに仕上がり、お正月の来客用にぴったりですよ。

4. 香川名物。あん餅雑煮

雑煮にあん入りの餅!? と驚く方も多いのではないでしょうか。あん餅雑煮は、香川県で古くから親しまれている郷土料理なのです。あんの甘味と白みその塩味は好相性。あん餅のとろっとした口どけがクセになりますよ。

大根と金時にんじんも加えて食感豊かに。煮干しだしを使うのがおいしさの決め手です。煮干しの風味が白みそと馴染み、食材の旨味を引き立てます。豆腐や里芋などをプラスし、具だくさんにしてもGood。

5. 大胆にアレンジ!イタリアン雑煮

ユニークな変わり種雑煮を楽しみたいなら、イタリアン風にアレンジするのが一押しです。カットトマト缶を使うミネストローネに、トースターで焼いた切り餅をイン。角切り野菜もゴロゴロと入れ、ボリューム満点に仕上げましょう。玉ねぎやキャベツは炒めてから煮込むことで、素材の甘味が引き立ちますよ。

粉チーズでコクを足せば、トマトのほどよい酸味と合わさってやみつきになるおいしさ。おもてなしで出すと喜ばれること間違いなしです。

雑煮を日替わりで楽しもう♪

雑煮は地域によって使う餅や味付けに違いがあり、バリエーション豊富なところが魅力のひとつ。すまし仕立てでさっぱりといただいたり、白みそ仕立てでまろやかにしたりと、日によって味の違いを楽しむのもよいですね。

食材は飾り切りにすると、お正月らしさがアップしますよ。ぜひご紹介したレシピを参考に、ほっこりおいしい雑煮を作ってください。

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