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関西のお雑煮とは?味付けと具材の特徴
関西のお雑煮は京都の白みそ雑煮が原点
お雑煮の歴史は古く、平安時代にはすでにあったとされます。室町時代になると、京の公家がおもてなし料理として、武家社会では慶事料理として珍重。調味料は塩とみそしかなかった時代なので、汁の味付けは当然みそ仕立てです。
その流れをくむ京都の白みそ雑煮が、関西一円に広まり現在に至ります。関東でしょうゆのすまし仕立てが確立するのは、しょうゆ造りが盛んになる江戸時代に入ってからのことです。
その流れをくむ京都の白みそ雑煮が、関西一円に広まり現在に至ります。関東でしょうゆのすまし仕立てが確立するのは、しょうゆ造りが盛んになる江戸時代に入ってからのことです。
京都をはじめとした関西風雑煮のあれこれ
米をふんだんに使って作る白みそは、京都が発祥だとされます。まろやかで甘みのある上品な白みそ雑煮が、当時の公家社会で好まれたのがはじまり。具には丸餅と里芋、大根のほか、いまは京野菜である金時にんじんを入れるのが一般的です。
大阪では元旦に白みそ、翌日にはすまし汁にして、2種類のお雑煮を食べるならわしが。奈良県でも白みそ雑煮ですが、汁の中の餅を取り出し、きな粉をつけて食べる習慣があります。
大阪では元旦に白みそ、翌日にはすまし汁にして、2種類のお雑煮を食べるならわしが。奈良県でも白みそ雑煮ですが、汁の中の餅を取り出し、きな粉をつけて食べる習慣があります。
関西風。お雑煮のレシピ・作り方
調理時間:20分
いつものすまし仕立てに飽きたら、白みそ雑煮を作ってみましょう。大阪商人の間では、白みそとすまし雑煮を食べると飽きないことから、「商い」にかける縁起かつぎの意味合いが。丸餅がなければ、普通の切り餅を入れても良いですよ。
いつものすまし仕立てに飽きたら、白みそ雑煮を作ってみましょう。大阪商人の間では、白みそとすまし雑煮を食べると飽きないことから、「商い」にかける縁起かつぎの意味合いが。丸餅がなければ、普通の切り餅を入れても良いですよ。
材料(2人分)
・大根……20g
・金時にんじん……30g
・里芋……2個
・しいたけ……2枚
・丸餅……2個
・だし汁……50cc
・白みそ……80g
・金時にんじん……30g
・里芋……2個
・しいたけ……2枚
・丸餅……2個
・だし汁……50cc
・白みそ……80g
下ごしらえ
・大根と金時にんじんは5mm幅の薄切りにし、梅の形に飾り切りする
・里芋は皮をむいて塩もみ(分量外)し、下ゆでしてざるにあげる
・しいたけは軸を切り落とし飾り切りにする
具材を飾り切りするとより華やかに▼
・里芋は皮をむいて塩もみ(分量外)し、下ゆでしてざるにあげる
・しいたけは軸を切り落とし飾り切りにする
具材を飾り切りするとより華やかに▼
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