Name: 一日何杯がおすすめ？豆乳ダイエットのやり方を管理栄養士が解説
Cuisine: 日本

ダイエットに役立つさまざまな栄養が含まれている豆乳ですが、飲み過ぎるとカロリーの過剰摂取につながり、肥満の原因に。普段の食生活にプラスして豆乳飲む場合には、一日あたりの間食の目安である200kcalまでにおさめるようにしましょう。無調整豆乳だと、約400mlになります。

夕食の前と間食のタイミングで飲みたいという場合は、一回に飲む量100mlずつにわけるといったように、豆乳のトータルのカロリーが200kcalを超えないように調整しましょう。（※4,13）

豆乳の飲み過ぎのデメリットを解説。「ホルモンバランスが崩れる」って本当？

体にいいイメージがある豆乳ですが、飲み過ぎるとデメリットがあることを知っていますか？ダイエットや健康のために役立つからと、ついつい毎日飲み過ぎていませんか？この記事では豆乳を飲み過ぎることによって起こるデメリットや、一日の適量、毎日飲んでいいのかについて解説します。

極端な食事制限はしない

ダイエットの結果を早く得たいからといって、食事を豆乳だけですませるのはおすすめできません。極端な食事制限はリバウンドにつながりやすいです。ほかにも、栄養バランスが悪くなり、体調を崩してしまうおそれもあります。

規則正しい食生活をこころがけて、豆乳ダイエットをおこないましょう。豆乳を取り入れるときは、間食や嗜好品も忘れずに見直してくださいね。（※14）

豆乳ダイエットについてのQ＆A

Q. 豆乳ダイエットは毎日やっても平気？

A：豆乳に含まれる栄養成分のメリットを得たいのであれば、継続的に飲めると良いですね。豆乳は、適量であれば毎日飲んでもOKです。

イソフラボンには摂ってよい上限値が設定されていますが、大豆食品に含まれているイソフラボンによる健康への影響は確認されていません。イソフラボンのとり過ぎが気になる場合は、イソフラボンを濃縮した健康食品の摂取を控えるとよいですよ。（※7,15）

「毎日豆乳を飲むと危険」って本当？豆乳の安全な飲み方を管理栄養士が解説

「体にいい」イメージのある豆乳ですが、毎日過剰に飲むと「危険性がある、体に悪い」側面があるのも確かです。しかし一日に飲む量をコントロールすれば、体調不良につながる危険性は低いといえます。この記事では、豆乳を過剰摂取したときの体への影響や、豆乳の上手な飲み方について解説します。

Q. 豆乳ダイエットは生理前でもおすすめ？

A：生理前でも豆乳を飲むことは問題ありません。

豆乳に多く含まれるイソフラボンが「エストロゲン」に似たはたらきをすることから、月経前の身体症状や不安感の緩和が期待できますよ。

なお、サプリメントによってイソフラボンをとると月経周期が延びるという報告もあります。豆乳ダイエットは、生理前後の体調を見ながら取り入れてくださいね。（※8,16）

Q. 豆乳を飲むのは朝と夜ならどっちがおすすめ？

A：豆乳は基本的にいつ飲んでも良いですが、夜遅い時間はさけるようにしましょう。

夜遅い時間の飲食は、肥満につながるおそれがあることは前述のとおり。22時以降は、脂肪合成を促進するたんぱく質「BMAL1（ビーマルワン）」の影響で、体脂肪が蓄積しやすくなるので避けるようにしましょう。

朝に豆乳を飲む場合には、豆乳の選び方に注意が必要。糖分がより多く含まれている調製豆乳は血糖値の急上昇を招いてしまう場合があるので、特に朝いちばんに飲むときには無調整豆乳がおすすめです。（※4,5,11）

Q. 豆乳で置き換えダイエットをしてもよい？

A：普段の食生活で取り入れているものの代わりに豆乳を飲む、置き換えダイエットもおすすめの摂り方のひとつです。ただし、食事自体を豆乳に置き換えるのは控えましょう。

極端な食事制限や特定の食品のみを摂る偏ったダイエットは、健康を損なう原因になります。置き換える場合には牛乳を豆乳にする、間食のお菓子を豆乳にするといったように食事のバランスを崩さないように気をつけて行いましょう。（※10,14）

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