ライター : BBC

監修者 : 渡辺 りほ

管理栄養士

おにぎりダイエットは痩せる?

おにぎりをダイエット中の食事に取り入れる「おにぎりダイエット」。ごはんを我慢するのが苦手な方にとっては、魅力的なダイエット方法ですよね。

しかし、おにぎりだけを食べていては、痩せるのはむずかしいです。ほかのおかずと組み合わせることや、おにぎりを食べる量を工夫する必要があります。また、規則正しい食生活を心がけ、適度な運動をおこないながらおにぎりダイエットを実践しましょう。

おにぎりダイエットの効果

効果

  1. 満足感が高い
  2. 腸内環境を整える

満足感が高い

主食をしっかり摂れるため食事の満足感が高いのが、おにぎりダイエットのメリットです。ごはんの量を極端に減らす、おかずだけで食事を済ませる……といったような、糖質制限ダイエットとは異なります。

また、食パンやパスタと比較すると、ごはんはゆっくりと消化される食材です。おにぎりは腹持ちがよいことから、間食の量や頻度を減らすのにも役立ちますよ。(※1)

腸内環境を整える

冷たいごはんやおにぎりには、炊きたてのごはんに比べて「レジスタントスターチ」と呼ばれるでんぷんが多く含まれています。

レジスタントスターチは、小腸で消化吸収されずに大腸まで届くのが特徴です。腸のはたらきをよくする善玉菌の一種である「ビフィズス菌」の増殖を促したり、大腸内で発酵する有害な物質の発生量を低下させたりするため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※2,3,4)

おにぎりダイエットのやり方

一般的なやり方

おにぎりダイエットの基本的なやり方は、すべての食事の主食をおにぎりに統一し、一日あたり2合程度のおにぎりを摂ること。おにぎりの具に決まりはありませんが、マヨネーズを使うものは、カロリーが高くなるため避けましょう。

また、おにぎりダイエットをしている間は、間食や飲酒をしないように心がけることが大切です。間食を我慢できない場合は、おにぎりか、野菜のおかずを摂りましょう。(※5)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ