ライター : motomoto

野菜冷凍の基礎知識

野菜を上手に冷凍するコツ

野菜を上手に冷凍するコツのひとつは次に使うときに使いやすいよう、小分けにして保存することです。 また野菜の種類にあわせてサッと火をとおしたり潰したり、しっかりゆでるなど、それぞれの特徴にあわせて必要な下処理をしてから冷凍保存することが大切だと考えられています。 野菜の種類にもよりますが、ラップで包みジッパーつきの密閉袋に入れてから、空気を抜いて閉じ保存することも大切なポイントです。

冷凍に不向きな野菜の見分け方

さといも・ごぼう(泥つき)・かぼちゃ・じゃがいも・さつまいもは、どちらかといえば冷凍保存に向いていません。玉ねぎも冷凍保存に向いているわけではありませんが、皮をむきスライスやみじん切りにカットすれば冷凍保存も可能です。 先述したように野菜はそれぞれ育った環境に似ている場所で保存することが大切であると考えられています。かぼちゃやさつまいもなどは、新聞紙に包み冷暗所に保存すること。新聞紙が湿ったら交換することも大切です。

冷凍野菜の消費期限の目安

一般的な冷凍室の温度はマイナス18℃以下に設定されており、食中毒や腐敗の原因になりやすい微生物や菌類が働くことはないようです。酸化や乾燥を予防すれば野菜を長期で保存できると考えられています。 しかし冷凍保存しても永久に保存できるわけではありません。冷凍保存しても野菜の品質が変わり、霜がついたり、ほかの食材のにおいが移ったりすることもあります。冷凍保存する場合の消費期限の目安は数週間から1ヶ月くらいですが、なるべく早めに食べるようにしてください。

冷凍野菜の調理方法

カットして保存しておいた冷凍野菜の調理方法は、基本的に冷凍のまま調理して構いません。たとえばスライスして冷凍保存しておいたしいたけは、そのまま味噌汁に入れてOK。長ねぎのような香味野菜は刻んでから密閉容器に入れて保存しておくと、そのまま調理に使えます。 冷凍のまま使用しない場合は、冷蔵室に入れて解凍するか氷水につけて解凍する方法がおすすめです。常温解凍はNGですが、急いで使いたい場合は解凍後すぐに調理するようにしましょう。

1. キャベツの冷凍方法

編集部のおすすめ