【Q&A】コーヒーの利尿作用を感じやすい人の特徴は?

A:習慣的にコーヒーを飲まない人は、利尿作用が起きやすいかもしれません。

カフェインを継続的に摂取すると、カフェインへの耐性が形成されることがわかっています。カフェインの耐性があると利尿作用ははたらきません。しかし、コーヒーを普段飲まない人はカフェインの耐性がないため、利尿作用が起きやすいといえるでしょう。(※2,9)

【Q&A】コーヒーの利尿作用への耐性はどれくらい続く?

A:一日飲むだけで、利尿作用のあるカフェインの耐性がつく場合があります。

コーヒーを1~4日間飲み続けると、カフェインへの耐性形成が起きやすいとされています。そのため、人によっては一日で利尿作用がはたらかなくなることもあるでしょう。

一方、コーヒーを4~5日飲まないと、カフェインへの耐性がなくなるとも考えられていますよ。(※2,9)

【Q&A】コーヒーを飲むと尿の量は増える?

A:カフェインによる利尿作用と、コーヒーの水分量によって尿の量が増えるかもしれません。

カフェインによる腎臓の尿細管への再吸収抑制が影響して、利尿作用がはたらきます。また、コーヒーのほとんどが水分であるため、飲み過ぎによって多尿につながるかもしれません。

一日のカフェインの適量を守るという意味でも、コーヒーの飲み過ぎには注意したいですね。(※2,4,5,6)

トイレが近いのはコーヒーの利尿作用だけではない

コーヒーに含まれるカフェインにより、利尿作用がはたらきます。しかし、継続的に摂取している人はカフェインの耐性が形成されるため、トイレが近くなりにくいと考えられます。水分自体を摂り過ぎていないかも考えてみてくださいね。

寝る前に飲むのを避けたり、カフェインの少ないコーヒーを選んだりして、コーヒーと上手に付き合っていきましょう。
【参考文献】
(2024/09/09参照)
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