そんな影響も? 意外と知らない「コーヒーの飲みすぎ」によるリスク

コンビニでおいしいコーヒーが買える時代、毎日飲む方も少なくないのでは? その反面、飲みすぎは良くないと聞くことも多いですが、一体なぜなのでしょう。この記事では、意外と知られていないリスクについて管理栄養士が解説します!特に、コーヒー愛飲者さんは必見の内容です。

2019年10月9日 更新

コーヒーに含まれている成分

まずは、コーヒーにどんな成分が含まれているのかを見ていきましょう。

浸出液、インスタントコーヒーはブラックの場合、水分が9割近くで目立った栄養素はありません。ただしミルクや砂糖を加えた場合、その分のエネルギー量や栄養素が増加します。コーヒー飲料には乳製品や糖分が含まれており、炭水化物やカルシウム量が多いです。(※1)

若干の成分の違いはあるものの、すべてのタイプに共通してカフェインが含まれています。このカフェインの作用が、体内にさまざまな影響を及ぼします。

コーヒーの飲みすぎで起こる影響

良質な睡眠を妨げる

適量のコーヒーであれば、カフェインの覚醒作用により仕事や勉強への集中力が増すメリットはありますが、飲みすぎると眠気を誘う「アデノシン」という成分の働きを抑え、睡眠に影響を与えて不眠症になってしまうリスクがあります。(※2)

なんだか最近寝付けない、眠りが浅くなってきたと思ったときには、コーヒーをはじめカフェインが含まれているドリンクなどを飲みすぎていないか、食習慣を見返してみましょう。

疲労が蓄積される

カフェインは中枢神経系を刺激し、疲労感を減らすことが期待されています。一見良いことのように思えますが、実は感じていないだけで身体には疲労が蓄積されているのは変わらないため、気が付かないうちに身体に負担をかけてしまっている可能性も。

疲労感の軽減に関しては研究者・専門家の間でもさまざまな意見があるため一概にそうとは言い切れませんが、どちらにせよカフェインの取りすぎには気をつけたいですね。(※3)

胎児発育へのリスク

妊婦さんの体内にあるカフェイン量と、胎児の体内にあるカフェイン量はほぼ同量とされています。胎児にはカフェインを代謝する酵素がないために、カフェインの影響を直接受けてしまい、発育阻害のリスクがあります。(※3)

日本では特に妊婦に対するカフェイン量は定められていませんが、世界保健機関(WHO)ではコーヒーの摂取量は一日3〜4杯までに抑えるべきと目安量が定められています。大切な我が子をリスクから守るためにも覚えておきたいですね。(※4)

カフェイン依存性のリスク

コーヒーを飲んだ6〜12時間後に、頭痛や疲労感、眠気、意欲が湧かない、集中力が切れやすい、イライラするなどの症状に襲われてしまうという方は、「カフェイン離脱症状」が表れているのかもしれません。

症状はコーヒーを摂取することで抑えられますが、これが続くとカフェインの過剰摂取につながってしまいます。症状が当てはまる場合は、医師に相談したうえでカフェインレスのコーヒーを飲むなどしてカフェインの摂取量を少しずつ減らしていきましょう。(※3)
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