【Q&A】コーヒーを飲み過ぎると太る?

A:甘いコーヒー飲料を飲み過ぎて摂取エネルギーが過剰となると、太るおそれがあります。

ブラックコーヒーは100mlあたり4kcalと低カロリーなので、肥満にはつながりにくいでしょう。しかし、砂糖やミルクの入ったコーヒー飲料は、100mlあたり38kcalとカロリーが高め。飲み過ぎに注意が必要です。(※7,8,9)

【Q&A】コーヒーは一日に何杯まで飲んでいい?

A:健康な成人であれば、コーヒーは一日あたりマグカップで約3杯(カフェイン量400mg)まで。これは、カナダ保健省(HC)の情報を参考にした目安量です。

また、小さな子どもはカフェインの感受性が高いので注意してください。一日のカフェイン摂取量の上限目安をカナダ保健省(HC)では、4~6歳は45mg以内、7~9歳は62.5mg以内、10~12歳は85mg以内としています。

コーヒー以外からのカフェイン摂取にも気をつけましょう。(※6)

【Q&A】コーヒーの飲み過ぎで気持ち悪いときの対処法は?

A:カフェインの摂り過ぎが原因かもしれません。カフェインの摂取を控えましょう。

コーヒーに限りませんが、カフェインを摂り過ぎたらまず、カフェインの摂取を控えることが大切です。重度のカフェイン中毒ではだるさ、眠気などが3日から1週間続くことがあるといいます。症状がひどいときは医療機関を受診してくださいね。(※4)

【Q&A】コーヒーの飲み過ぎを防ぐにはどうする?

A:健康な成人なら一日あたりマグカップで約3杯(カフェイン量400mg)までと決めて、それ以上飲み過ぎないように自己管理しましょう。

また、カフェインの摂取を控えるために、デカフェのコーヒーやノンカフェインの飲み物を選ぶという手段もあります。麦茶やルイボスティーはノンカフェインです。(※1,6)

コーヒーは飲み過ぎなければ体に嬉しい影響も

ここまではコーヒーのデメリットばかり注目してきましたが、決してコーヒーがダメというわけではありません。適量であればさまざまなメリットが期待できます。

コーヒーのポリフェノールには抗酸化作用があり、紫外線による肌へのダメージを和らげる作用があるといわれています。さらに、コーヒーのほっとするような香りにはリラックス作用があり、ストレス対策におすすすめですよ。(※10)

コーヒーは飲み過ぎに注意して楽しもう

コーヒーの飲み過ぎでカフェインが過剰とならないよう、気をつけましょう。カフェイン中毒になると、頭痛、胃痛、体の冷え、不眠などを引き起こすおそれがありますよ。

コーヒーは適量であればメリットが期待できます。健康な成人は一日あたりマグカップで約3杯(カフェイン量400mg)までを目安にしてみてくださいね。
【参考文献】
(2024/01/24参照)
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