ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

「ちりめんじゃこ」とは?

「ちりめんじゃこ」はどんな魚?

カタクチイワシを中心に、ウルメイワシやマイワシなどイワシ類の稚魚が使われます。塩を加えて釜でゆで、天日に干してしっかり乾燥させたものがちりめんじゃこです。

「ちりめんじゃこ」と「しらす」の違い

見た目や形状も似ているしらすとの違いは、乾燥の度合いです。原料となる魚も同じで、釜で炊くのも変わりません。釜でゆでただけのものを「釜揚げしらす」と言い、釜ゆでの後、少し乾燥させたものが「しらす(しらす干し)」とされます。

呼び方も地方によって異なる

乾燥の度合いで呼び名が変わる、ちりめんじゃこですが、地域によっても呼び名が異なります。「ちりめん」と頭部分を取って呼ばれたり、お尻の部分を取って「じゃこ」とも呼ばれ、ていねいに“お”を付けて「おじゃこ」とも呼ばれます。中には「かちり」と呼ぶ地域も。

おいしい「ちりめんじゃこ」の見分け方は?

ちりめんじゃこには青みがかったものや、黒っぽいものなどさまざまありますが、味の大きな違いはありません。ただし、見た目の良さから、白色のものが好まれることがあります。 また大きさもさまざまで、一般的なものは2cmから3cmですが、1.5cmほどの小さいものもあり、好みによって分かれます。いずれも、しっかりと乾燥しているものを選びましょう。

「ちりめんじゃこ」を使ったおすすめレシピ10選

1. ちりめんじゃこおろし

大根おろしにちりめんじゃこを加え、旨みたっぷりに仕上げるひと品。大根おろしには欠かせないという方もいるほどの定番の組み合わせです。醤油を控えめに箸休めとしていただいたり、醤油をしっかりかけてごはんをかき込むのもいいですよ。
大根おろしが余ったら保存がおすすめ。詳しくはこちら▼

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