ライター : 大山 磨紗美

発酵食健康アドバイザー / 発酵文化人

東広島市在住。味噌づくり歴15年、広島県内各地で親子サークルでの味噌づくりワークショップを開催し、2018年12月広島県の事業「ひろしま「ひと・夢」未来塾」で味噌づくりで地域と個人…もっとみる

チダイとは

チダイは沖縄を除く日本全国の沿岸でとれる魚です。一見すると真鯛とそっくりで、知識がないと見分けがむずかしいため、昔はスーパーでも真鯛として販売することもありました。 チダイは大きいものでは30cm~40cm程度で、真鯛よりはひとまわり小さいのですが、刺身や塩焼きなどで食べるとおいしい魚です。

おもな産地と旬の時期

チダイは日本中で年間を通して水揚げされますが、おもな産地は山陰から長崎にかけての日本海沿岸各地です。真鯛とは違い群れで行動するため水揚げ量は多く、その分真鯛よりは安価で販売されることが多いです。 旬は春から夏にかけてです。産卵が秋なので、この時期にもっとも脂がのっておいしく食べられます。また、この時期にはマダイの味が一番落ちる時期に重なるため、チダイの方がおすすめといわれます。

名前の由来

チダイの「チ」は小さいという意味のほかに「血(鯛)」と書かれることもあります。これは、真鯛よりも全体的に赤みが強く、特にヒレやえらの付け根では鯛よりも赤色が鮮やかであることから名前が付いたといわれています。 また、別名「ハナダイ」と呼ばれますが、これはおでこの部分が出っ張っているのが鼻が突き出たように見えるからとも、真鯛よりも華やかな色合いであるからなど、諸説あるようです。

そっくりさん「マダイ」と「キダイ」の見分け方

チダイにそっくりな魚に「マダイ」と「キダイ」があります。 マダイとの見分け方のポイントはしっぽと背びれ。マダイの尾の先は黒っぽいのですがチダイはしっぽの先まで鮮やかな赤です。背びれで見分けるときには、頭から尾に向けてなだらかに短くなっているのがマダイ、背びれの~3目番目のとげが一番長いのがチダイです。 キダイは別名レンゴダイとも呼ばれ、魚体の背びれ側、口のうえに鮮やかな黄色のラインがあります。こちらは、色の違いですぐに見分けがつきますね。

鮮度のいいチダイの目利き方法

チダイに限らず鮮度のよい魚の選び方は、体色と目がポイントです。チダイの場合、体色が赤身のある桜色があざやかではっきりしていること、そして、瞳に濁りがなくクリアできれいなものを選ぶようにします。 チダイは刺身がおすすめのおいしい魚、鮮度のいいものが手に入ったらぜひ、刺身でいただいてみてください。

チダイのおすすめレシピ7選

1. アンチョビの隠し味でうまみがアップ「チダイのアクアパッツァ」

アクアパッツアは地中海風の魚の煮込み料理。淡白な白身魚にオリーブオイルやトマトの酸味、魚介類のうま味が加わってさっぱりと食べられますよ!こちらのレシピでは魚介をふんだんに使い、アンチョビで味に深みとコクが加わります。
Photos:8枚
お皿に盛られた調理されたチダイ
チダイのアクアパッツア
チダイのごはん
チダイのホイル焼き
チダイと野菜のオーブン焼き
チダイのみぞれ煮
チダイと里芋の味噌汁
チダイのオーブン焼き
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