鮮度の良いチダイの目利き方法

チダイはマダイと同じく、魚体をよく見ると、赤い色の中に青い斑点があります。全体に赤色が鮮やかで、青い斑点がはっきりしているものがおすすめ。目が澄んでいるかどうかは、言うまでもありませんね。また、えらブタを持ち上げて、中が鮮やかな紅色のものが新鮮です。

チダイの下処理、さばき方

下処理

1. ウロコ落としで魚体の隅々までウロコを引き落とし、水できれいに洗い流します。
2. 胸びれと腹びれに沿って出刃包丁を入れ、頭を切り落とします。
3. 頭側から腹に包丁を入れ、肛門まで切って内臓を取り除きます。
4. 腹の中の中骨まわりにある血わたを取りながら、きれいに水洗いします。

3枚におろす

1. 背びれに沿って中骨に届くまで、包丁で切り込みを入れます。
2. 腹側も尻びれに沿って、包丁で中骨まで切り込みを入れます。
3. 片手で身を持って、中骨に包丁を当てながら身を切り離します。
4. もう片方の身も同じ手順で切り取ると、3枚おろしが完成です。

チダイのおすすめレシピ7選

1. チダイなら一匹丸ごと。小鯛の塩焼き

祝いの席に出てくることが多い鯛の塩焼きは、定番中の定番といえる調理法です。本来はマダイを使うのが王道ですが、手頃なサイズのチダイを塩焼きにしてもOK。レシピで使用している小鯛は、えらのギザギザからチダイと推察されます。

2. 刺身をさらにおいしく。鯛の昆布締め

Photo by macaroni

上品な脂と淡白な味わい、ほどよい弾力を楽しめる鯛の刺身を、昆布締めにするとより旨味が増します。レシピではマダイを使っていますが、もちろんチダイもおすすめ。チダイは少し水っぽいので、むしろ昆布締めにするほうがおいしいです。

3. 昆布の旨味が効いた。小鯛の酒蒸し。

酒蒸しも魚の旨味を存分に堪能できる、おいしい調理法です。内臓を取り除いた腹に昆布を詰め、さらに小鯛を丸ごと昆布で包んでひと晩置く、こだわりのレシピ。昆布としいたけの旨味が身に染みた、格別な味わいを楽しめます。

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