ライター : Uli

webライター

九州北部のご当地グルメ「かしわうどん」とは

Photo by uli04_29

かしわうどんは、北九州で定番の、甘辛い鶏肉をトッピングしたうどんです。「かしわ」は鶏肉を意味します。大分では、鶏肉をブロック状に切ったものを、福岡の小倉では鶏肉の細切れを使うことが多いのだそう。

かしわうどんは漫画『クッキングパパ』にも登場!

グルメ漫画として有名な『クッキングパパ』では主人公が、実在する小倉駅ホームのかしわうどんを食べ、「実にうまい」と絶賛します。これを見て、かしわうどんの存在を知った人も多かったのではないでしょうか。

「かけうどん」を注文しても「かしわうどん」が⁉

小倉駅から折尾駅、鳥栖駅にかけて駅中にある立ち食いうどん店では、「かけうどん」を注文しても「かしわうどん」が出てきます。ほぼすべてのうどんメニューに、甘辛く煮たかしわが入っているのだとか。 かしわの味付けは、ダシやしょうゆ、みりんなどの種類や、それぞれの分量で印象が変わってきます。駅内に4つある店舗はそれぞれ味が違うという声も。北九州を訪れたら、かしわうどんの食べ比べをしてみるのもいいかもしれませんね。

お家で本格♪ かしわうどんの作り方

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お家で簡単に再現できるレシピをご紹介します。鶏もも肉のジューシーなうまみと、上品なだし汁が絶品ですよ。鶏肉は、さっと湯通しするので鶏の臭さも感じず、するすると食べられます。少ない材料でできるので、ぜひ作ってみてください。

材料(2人分)

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※だし汁は、顆粒だしを使用してもいいですが、可能であれば昆布とかつおぶしなどから取ってください。味わいがぐっと、品良くなりますよ。

作り方

1.青ネギは小口切り、かまぼこは薄切りにする

小口切りの青ネギと薄切りのかまぼこ

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青ネギとかまぼこを、それぞれ切って準備しておきます。

2.鶏肉をひと口大に切って湯通しする

さっと湯通しする様子

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鶏肉はひと口大に切って、沸騰したお湯にさっとくぐらせます。お湯からあげたら、キッチンペーパーで水気を取っておきましょう。

3.だし汁に鶏肉を入れて弱火で煮る

だし汁で鶏肉を煮る様子

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だし汁に鶏肉を入れて中火で煮立たせます。沸騰したら、アクを取りながら弱火で15分以上煮込みましょう。このとき、ネギやしょうがをいっしょに煮ると、さらに香りが良くなります。

4.鶏肉を取り出してこまかく裂く

こまかく裂いた鶏肉

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煮込んだら、鶏肉だけを取り出して裂きます。手で裂くのが熱い場合は、包丁で切ってもOK。こまかく裂くか、切るのがおすすめです。皮は包丁で切りましょう。

5.鍋に鶏肉と砂糖、みりんを加えて炒める

鶏肉と砂糖、みりんを入れた鍋

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鍋やフライパンに、裂いた鶏肉と砂糖、みりんを入れて炒めます。砂糖がしっかり溶けて、鶏肉に馴染むまで炒めましょう。

6.しょうゆとだし汁を加える

鍋にだし汁を加える様子

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しょうゆと、鶏肉を煮ただし汁を、お玉1杯分加えて煮詰めます。残りのだし汁は、仕上げに使うので置いておきます。

7.汁気がなくなるまで煮詰める

鶏肉の汁気がなくなった状態

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汁気がなくなるまで、中火で煮詰めます。すぐに汁気が飛ぶので、焦がさないように注意してください。

8.うどんに鶏肉などをトッピングしてだし汁をかける

鶏肉とネギ、かまぼこをトッピングして完成したかしわうどん

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うどんをゆでて丼に入れ、青ネギとかまぼこ、煮詰めた鶏肉をトッピングします。鶏肉を煮ただし汁を、上からかけて完成です。

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