ライター : 小澤真理

コピーライター

合わせみそとは

一般的に味噌は、米味噌・麦味噌・豆味噌の大きく3つに分類されます。このうち、2種類以上の味噌をブレンドしたものが「合わせみそ(調合味噌)」です。味噌は地形や気候の違いにより地域色が強く、全国各地でも種類はさまざま。自分好みに調合すれば、いつもの味に深みが増したり、新たなおいしさを発見したりと、料理の楽しみもいっそう広がりますよ。

合わせみそは代用できる?

スーパーや専門店でも、充実した品ぞろえの合わせみそ。市販品の異なる種類の味噌をブレンドすれば、オリジナルの合わせみそを仕上げられます。ポイントは「原料(米味噌・麦味噌・豆味噌)」や「色(赤系味噌・淡色系味噌・白味噌)」の異なる2種類以上の味噌を組み合わせること。互いの風味が重なり、強い旨味やコクを味わえますよ。

使い道たくさん!合わせみそを使うおすすめレシピ5選

1. やさしい風味を味わう。あさりの味噌汁

調理時間:10分

合わせみそのやさしい風味に、滋味深いあさりが相性ぴったり。出汁に染み出すコクや旨味を、しっかりと味わえる味噌汁です。あさりは水から煮ることで、旨味たっぷりに仕上げましょう。合わせみその量は、お好みで調節してくださいね。

2. おつまみにもおすすめ。ねぎ味噌煮卵

調理時間:20分

クセのない合わせみそは、素材の味をおいしく引き立てる名脇役。こってり濃厚なねぎ味噌だれで、ごはんがどんどん進みますよ。まろやかな半熟のゆで卵は、ごま油とすりおろしにんにくでパンチを効かせて。おつまみにしてもおいしいです。

3. コク深い仕上がり。なすとピーマンの豚味噌炒め

調理時間:20分

甘辛い味噌だれで、箸が止まらなくなる炒め物です。合わせみそは、肉料理とも相性抜群。豚バラ肉のコクや旨味を最大限に引き出しますよ。お好みで豆板醤や七味唐辛子などを加えても絶品。野菜もおいしく食べられますよ。

4. 定番の味に奥行きを。煮崩れなしのさばの味噌煮

調理時間:15分

魚料理の定番おかずに、合わせみそで奥行きのある味わいをプラス。さばは電子レンジを使えば、煮崩れなく調理できますよ。加熱後はラップをかけて蒸らし、しっとりやわらかに仕上げましょう。はちみつのコク深い甘味も絶妙です。

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