ライター : leiamama

米味噌とは?原料で違う味噌の種類

味噌は、「米味噌」、「麦味噌」、「豆味噌」と、これらを混合した「調合味噌」に分けることができます。味噌のおもな原料は大豆と塩ですが、そこにどんな麹を足すかが違いとなります。

米味噌

大豆に米麹を加えて作ったもので、全国各地で生産されています。もっともポピュラーな味噌です。

麦味噌

大豆に麦麹を加えて作ったもの。九州、四国、中国地方がおもな産地です。

豆味噌

豆麹を使うので、主原料は大豆のみ。中京地方(愛知、三重、岐阜)がおもな産地です。代表的なものに八丁味噌󠄀があります。
このほかに調合味噌という分類で、「米味噌+豆味噌」、「米味噌+麦味噌」というように、異なる2種類以上の味噌を合わせたり、複数の麹を混合して醸造した味噌があります。調合味噌は、マイルドな風味が特徴です。

米味噌󠄀の味による分類

甘めの味噌がお好みなら、"麹歩合"の高い味噌を選びましょう。麹歩合とは、大豆に混ぜこむ米麹や麦麹の割合のことで、混ぜる麹が多いほど甘くなります。塩分が同じなら、麹歩合が高いほうが甘口になります。

甘味噌

「甘味噌」は、麹歩合が15~20で塩分は5~7%ほど。代表的なのは白味噌・江戸甘味噌などがあります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ