ライター : ako0811

ピーマン味噌とは?

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岩手の郷土料理

岩手県のご当地グルメ「ピーマン味噌」は、たっぷりのピーマンと麹にしょうゆや砂糖を入れてコトコト煮詰めた料理です。

旬の野菜にのせていただくと、よい引き立て役に。炒めものの調味料やお酒のアテにも最高です。ピーマンの香りがふわっと食欲そそる絶品アイテムですよ。

ピーマンがたくさん手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。

実は味噌は使っていない

一見、味噌が入ってとても塩辛そうですが、ひと口食べてびっくり。塩気はマイルドで甘辛く、日本人好みの味付けです。

おもな材料はピーマンと米麹。「ピーマン味噌」という名称ですが、実は味噌は入っていません。麹を使いますが、熟成期間がなく煮詰めるだけの手軽な保存食なんです。大豆から作る味噌とは大きく異なり、ピーマンのほろ苦さと麹の自然な甘さが活きた甘めで佃煮に近い味わいが魅力です。

どんなときに使う?

塩気の少ない佃煮に近い味で、ごはんや野菜に少量のせるだけでおいしくいただけます。もろみ味噌のような風合いですが、味噌を入れず甘めに仕上げるのであっさりと食べられるんです。子どもでもなんなく食べられるのが嬉しいですね。

ごはんのお供におつまみに、また野菜に添えてディップや田楽風にとストックしておくと何かと便利、料理の幅がぐっと広がりますよ。

ピーマン味噌の基本的な作り方

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作り方はとても簡単!材料を全部鍋に入れてグツグツ煮るだけです。麹を使いますが熟成する時間がないのがお手軽ですね。ピーマンのみじん切りもフードプロセッサーを使えば超時短。辛みの調整は唐辛子の分量で決めましょう。

自分好みの味わいに作れるのは、自家製ならではの魅力です。ピーマン嫌いな子どもも、これならふりかけ代わりにバクバク食べられますよ。保存が効くのでたっぷり作ってストックしてみては?

材料(大瓶1個分)

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作るときのコツ

  1. ピーマンとししとうがらしを好みの割合にしてください。ししとうがらしや唐辛子が多いと辛みが強い味になります。
  2. 時短で作りたい場合は、ピーマンとししとうがらしを下ゆでしてから切ってから煮るのがおすすめです。

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