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桃の代表的な品種
桃の代表的な品種と特徴
- 白鳳系……果汁たっぷりで酸味が少なく、上品な甘さが特徴
- 白桃系……現在の日本で流通する、いろんな桃の祖とされる品種
- 黄桃系……従来は缶詰用ながら、品種改良によって生食用もあり
- あかつき……白鳳と白桃から生まれた、もっとも生産量が多い品種
【白凰系】おすすめの品種と特徴
白鳳は、7月中旬から8月上旬に出荷のピークを迎えます。酸味が少なく果汁たっぷりで、上品な甘さがあります。果皮は鮮やかな紅色、果肉は白くやわらかいです。ジューシーでやわらかく、甘い桃といえば、白鳳系がとくに人気があります。
早生品種の白鳳!「日川白鳳」
6月下旬から7月上旬が収穫のピークとなる、早生種の白鳳。桃のなかでは4番目に多く栽培されている品種です。おもな産地は山梨県で、この品種全体の半分強を生産しています。
やや黒っぽい紅色の果皮が特徴です。果汁がたっぷりなうえ、とろけるような舌触りのやわらかい食感の桃。ひとつが200~250gのサイズなので、食べごたえも十分です。
やや黒っぽい紅色の果皮が特徴です。果汁がたっぷりなうえ、とろけるような舌触りのやわらかい食感の桃。ひとつが200~250gのサイズなので、食べごたえも十分です。
日持ちが良い桃ならこれ!「長沢白鳳」
長沢猪四重氏が育成したため、その名をとって「長沢白鳳」と名付けられた品種。山梨県がおもな生産地で、8月上旬ごろに収穫のピークを迎えますが、生産量はそんなに多くありません。やや硬めの実は日持ちが良く、お盆のお供え物にも適しています。
酸味がおだやなうえ、甘さも十分にある桃です。しっかりめの果肉は、追熟させてもあまりやわらかくなりません。コンポートやジャムなどの、お菓子作りに使っても良いですね。
酸味がおだやなうえ、甘さも十分にある桃です。しっかりめの果肉は、追熟させてもあまりやわらかくなりません。コンポートやジャムなどの、お菓子作りに使っても良いですね。
【白桃系】おすすめの品種と特徴
白桃は明治時代に、岡山県の大久保重五郎氏によって発見された桃です。じつは日本の桃の祖はこの白桃といわれ、ここから「白鳳」や「あかつき」といった品種が生まれたとされます。白鳳と同じく、果汁たっぷりのジューシーな味わい。果皮の色は、白っぽいものから紅色のものまであります。
生産量第3位の人気品種!「川中島白桃」
長野県、福島県、山梨県、山形県の4県で、全体量のほぼ8割を生産。「あかつき」「白鳳」に次いで、3番目に多く栽培されている、人気の品種です。収穫時期はやや遅く、おもに8月中旬から9月上旬ごろです。
果肉は硬めで日持ちするのが特徴。大玉の品種で、1玉が250~300gくらいにもなり、果肉がしっかりめなのでボリュームがあります。生産量が多いため、価格が手頃なのもうれしいところです。
果肉は硬めで日持ちするのが特徴。大玉の品種で、1玉が250~300gくらいにもなり、果肉がしっかりめなのでボリュームがあります。生産量が多いため、価格が手頃なのもうれしいところです。
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