ライター : ☆ゴン

どんな野菜?「白なす」とは

白なすとは、紫の色素をまったく含まないため、皮が真っ白いなすのこと。カットすると中まで白いので、きっとびっくりするはずです。

国産では新潟県の長卵形「越後白なす」、ヨーロッパ系では米なす形「ホワイトベル」が有名。流通量はそれほど多くないものの、最近はスーパーでも見かけるようになりました。

紫色のなすとの違い

白なすと紫色のなすとの違いは、皮の色だけではありません。普通のなすと比べると、皮がやや硬いものの、果肉はやわらかくてみずみずしいと評判。皮から色が出ないので、料理が黒っぽくなったり、食材に色が移ったりすることなく、彩りよく仕上がるのが特徴です。

青なすと呼ぶ品種もある

皮が緑色の「青なす」と呼ぶ品種も、市場では白なすとして販売されています。地域によってはこちらのほうが、馴染みのある人が多いのでは。色素がないので紫色にならないものの、光合成による葉緑素で白が緑色に変化するのです。

埼玉県をはじめ、いろんな地方で伝統野菜として栽培。なかでも千葉県産のものは、「トロなす」の名で販売されることがあります。

きれいな色を保つ方法

白なすも、普通のなすと同じくアクがあるので、切ったらすぐに塩水に浸してください。また加熱調理すると、白色の皮が茶色に変色してしまいます。白なすをきれいな色のまま保つなら、180度の油でさっと素揚げするのがおすすめ。調理するまえにレンジ加熱しても良いですよ。

いろんな食べ方が!白なすの人気レシピ17選

1. レンジで簡単。白なすとトマトの白だしマヨ和え

群馬県産の白なす(青なす)で作る、彩りのきれいな和え物のレシピ。なすはアク抜きしてからレンジで加熱すれば、白いままきれいに仕上がります。わりと短時間で作れるので、もうひと品ほしいときにぴったり。和食にも洋食にもよく合う副菜です。

2. バターの風味と香ばしいしょうゆ。白なすの酒蒸し

バターの風味と香ばしいしょうゆが決め手の青なすの酒蒸しは、おつまみや箸休めにおすすめです。きれいに仕上げるコツは、レンジで加熱してからフライパンで酒蒸しすること。ひと手間かけることで、見た目だけでなく味わいもよくなります。かつおぶしをたっぷりかけていただきましょう。

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