保存方法

山芋はすべて、土がついたままのほうが保存が利きます。土付きまたは土なしに関わらず、つくね芋は新聞紙で包んでから、冷暗所で常温保存するが基本です。切ってしまったものは、断面にしっかりとラップして冷蔵保存します。

皮をむいて輪切りしたものを、重ならないように並べてラップすれば、冷凍保存もできます。密閉できる保存袋にすりおろしを入れて、冷凍してもOK。酢水につけても、どうしても色が黒ずみますが、味にとくに影響はありません。

つくね芋の食べ方

山芋のなかでもっとも粘り気が強く、味が濃厚なことから高級食材として扱われます。つくね芋本来のおいしさを堪能するなら、やはりとろろが一番。すり鉢でおろすとより粘り気が増すので、だしは多めに加えましょう。煮物や焼き物、揚げ物など、どんな料理や食べ方もできる優れものです。

つくね芋のおすすめレシピ8選

1. こぶ茶で調味。具だくさんなつくね芋の落とし揚げ

Photo by maipyuka

干し桜えびと乾燥芽ひじき、青のりを具材にする、すりおろしたつくね芋の落とし揚げです。調味料はこぶ茶だけという、シンプルな味付けながら文句なしのおいしさ。黒くなるので、すりおろしたらすぐに調理してください。

2. 自家製ポン酢で作る。つくね芋ともずくの酢の物

つくね芋の千切りともずくで酢の物を作ります。ポン酢しょうゆに漬けておいたもずくとつくね芋を和えて、うずらの卵黄をのせればできあがり。レシピでは、自家製のポン酢しょうゆを使いますが、市販品でも良いですよ。

3. 粉を使わずふわふわ。つくね芋とツナのお好み焼き

お好み焼きの生地に山芋を入れることはよくありますが、こちらは粉は一切使わず、つくね芋だけを生地にする作り方です。つくね芋のみでは粘りが強すぎるので、卵と水を加えて調整するのがポイント。ふわふわに仕上がりますよ。

4. ふっくらしてもちもち食感。つくね芋の磯辺揚げ

具材に海苔を巻いて揚げる磯辺揚げにも、つくね芋が大活躍します。すりおろした生地にだしは入れず、めんつゆを少し加えるだけなので生地はかなり硬め。それによって成形しやすくなり、揚げやすくなるのがポイントです。

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