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つくね芋とは?
つくね芋の特徴
自然薯と大薯(ヤム芋)を除く普通の山芋は、形状によって3つの群に分けられます。円筒形の長芋群、平たく末広がりのいちょう芋群、丸みのある塊り状の大和芋群。つくね芋とは、細長いものもありますが、おもにげんこつ形の大和芋群に属する山芋のことです。(※1)
栽培地名を冠したいろんな品種があるものの、関西ではつくね芋または大和芋と呼ぶのが一般的。一方、関東でもいちょう芋を「やまといも」の名で販売していることがあるので、混同しないよう注意が必要です。
栽培地名を冠したいろんな品種があるものの、関西ではつくね芋または大和芋と呼ぶのが一般的。一方、関東でもいちょう芋を「やまといも」の名で販売していることがあるので、混同しないよう注意が必要です。
つくね芋の産地
長芋の栽培は北海道や青森県、いちょう芋は千葉や群馬県などの関東で盛んです。しかしつくね芋は、温暖な気候を好むため関西がおもな生産地。とくに兵庫県の「丹波山の芋」や奈良県の「大和芋」、三重県の「伊勢芋」などが有名です。(※1)
北の地域では、石川県の「加賀丸芋」が知名度の高い品種。つくね芋が北限の青森県で栽培されるようになると、1978年からは隣りの秋田県でも栽培しているそうです。ただし秋田ではつくね芋ではなく、山の芋と呼ばれています。
北の地域では、石川県の「加賀丸芋」が知名度の高い品種。つくね芋が北限の青森県で栽培されるようになると、1978年からは隣りの秋田県でも栽培しているそうです。ただし秋田ではつくね芋ではなく、山の芋と呼ばれています。
つくね芋の旬
つくね芋の収穫は10月ごろからはじまり、翌年の3月ごろまで続きます。貯蔵性が高いことから、半年くらいは保存が可能。そのため比較的長い期間にわたって、その味わいを楽しむことができるようです。
つくね芋の選び方と保存方法
選び方
つくね芋は、皮がしっとりと湿った感じで、手で持ってみてずっしりと重みのあるものが良品です。購入するときは、皮の表面に傷やひび割れがないかをチェック。ただし、皮の肌目はうろこ状になっているため、ひび割れと間違わないようにしましょう。
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