ライター : 調理師/mau_naka

調理師

フードスペシャリスト/ふぐ取扱登録者/発酵食品マイスター/発酵食健康アドバイザー/漢方コーディネーター/薬膳調整師。やんちゃな男の子ふたりを育てながらも大好きな料理に関する追及…もっとみる

モカとは

コーヒー豆のひとつである「モカコーヒー」。「モカ」とは、イエメン共和国で国内随一として栄えていた、港があった地名です。ここから多くのコーヒー豆が輸出されていました。15世紀、港を使っていた商人たちによってコーヒーが世界に広まったことから、イエメン産やエチオピア産のコーヒーは「モカ」と呼ばれるようになり、モカはコーヒー発祥の地といわれます。 当時コーヒーは大変繁栄し、「モッカ」と呼ばれていたんだそう。

モカの悲しい歴史

15世紀に世界へコーヒーを広めたモカは、16世紀にオスマン帝国に支配されます。オスマン帝国は、紅海を通行する船舶にモカでの納税を義務付けます。モカはコーヒー取引で大繁栄し17世紀には400人ほどのユダヤ人が、その貿易に関わったといわれるほど。 ただし、ここからモカは衰退へと道を進めます。18世紀ペストの大流行による人口の半減、他国からの介入や攻撃、エチオピアが輸出を低価格で始めたことによる輸出減。これらにより現在、モカはコーヒー豆を輸出する港ではなくなりました。

カフェモカとの違い

「モカ」と聞いて、カフェモカを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実はモカコーヒーとはまったくの別物なんです!モカコーヒーはモカというコーヒー豆から抽出されたコーヒーのこと。 カフェモカは、チョコレートソースやチョコレートシロップ、ホイップクリームをトッピングした、エスプレッソベースの飲み物です。

産地による「モカコーヒー」の違い

Photo by Snapmart

イエメン産

モカコーヒーの産地は主にイエメンとエチオピアですが、その中でもイエメン産のコーヒー豆は「モカ・マタリ」と呼ばれ「コーヒーの女王」といわれています。さわやかな香りと強い酸味のある味わいが特徴で、日本は「コーヒールンバ」という歌に出てきたため、とても人気が高い品種です。

エチオピア産

エチオピア産のモカコーヒーは、エチオピアの収穫地名をつけて販売されることが多いです。苦味が少なく、酸味の強いフルーティーな香りが特徴。苦味が少ないことから、苦味の強いコーヒー豆とブレンドされて販売されています。
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