なぜビールの大瓶は633ml?理由やヒストリーを徹底解明

宴会の席で欠かせない瓶ビール。あなたは瓶ビールにまつわる、あるヒミツを知っていますか?今回は大瓶・中瓶・小瓶の容量と、サイズが決められた経緯などをご紹介。瓶ビールを知れば知るほど、時代とともに歩んできた瓶ビールの魅力にはまってしまうかも♪

2018年5月17日 更新

瓶ビールにまつわるヒミツって?

新年会やお花見、お祭りや忘年会など、楽しいお酒の席に欠かせないビール。泡がおいしい生ビールもいいですが、昔ながらのレトロな瓶ビールが好きな方も多いはず。

瓶ビールには3つのサイズがあります。1番大きいサイズが、633mlの大瓶。中くらいのサイズが、500mlの中瓶です。1番小さいサイズは、334mlの小瓶となっています。お酒を飲む場所や、一緒に飲む相手に合わせて、お好みのサイズを選ぶことができますね♪

大瓶はなぜ633ml?

ではなぜ大瓶は633mlと区切りが悪いのでしょう。600mlとなっていた方が、瓶詰めをする人も買う人も分かりやすい気がしますよね。

このヒミツを知るためには、1940年代にさかのぼる必要があるんです。1940年3月、戦費調達のために新しい酒税法が制定されました。それまでは、容量がまちまちだった瓶ビール。ビールの内容量を各社そろえることで、税額をわかりやすくするという狙いです。

1944年。その当時、1番大きかった大瓶の内容量は643mlあり、1番小さかったものは633mlあったのです。1番小さい633mlに合わせれば、643ml入りの大瓶を使っている製造業者も内容量を合わすことができますよね。それから大瓶の内容量は633mlとなりました。戦争と酒税法とビール瓶、実はこの3つには深いつながりがあったんですね。

中瓶だけキリがいいのはどうして?

大瓶が633ml・小瓶が334mlとキリが悪いのに対して、中瓶は500mlと気持ちのいい数値。500mlと言えば、缶ビールのロング缶と同じサイズです。ではどうして、中瓶だけがキリがいい数値になっていると思いますか。

実はビールの中瓶、大瓶や中瓶よりも後に生産が開始されていたのです。中瓶の販売がスタートしたのは、1957年。この年は、経済白書で「もはや戦後ではない」と言われた1年後になります。日本の経済が成長していくとともに生まれたビールの中瓶は、製造各社がわかりやすい数値になるように設定されたのでしょう。

大瓶の値段が一番お得ってホント!?

暑い夏の日や、1日汗水流して働いたあとに喉をググッと潤してくれるビール。居酒屋さんに行くとついつい、「とりあえず生ビール!」と注文したくなりますよね。でもちょっとよく考えてみてください。

生ビールの中ジョッキは約285ml入っていて、約400円~600円ぐらいでしょう。100ml当たりの値段に換算すると、140円~210円になります。一方大瓶は633ml入っていて、約340円~360円ほど。100ml当たり、約53円~57円なんです!

中ジョッキに比べると大瓶のビールは、約半分以下の値段で同じ量を楽しむことができます。同じように、小瓶や中瓶と比べても100ml当たりの値段がお得です。味もフレッシュなうちに瓶詰めされたビールをたのしむことができますよ。居酒屋さんでビールを注文するときは、コストパフォーマンスをちょっと意識して注文してみるのもいいですね♪
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cucunyaroti

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