19. 昆布だしのしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶのだしに昆布を使うだけで、おいしさがぐんとアップします。数種類の具材をゆでれば、旨味が凝縮されただし汁に。牛肉に火を通したあとは、3種類の自家製ダレにつけていただきましょう。みんなで土鍋を囲めば、盛り上がること間違いなし♪

20. 昆布だしの湯豆腐

豆腐の旨味を味わう定番鍋料理、湯豆腐のレシピです。シンプルな昆布だしで作ることで、大豆の甘味が引き立ちます。豆腐のほかに春菊やえのきだけなどを入れる具だくさんなひと品。上品な味わいに、お腹も心も満たされますよ。

昆布の種類と賞味期限

昆布にはさまざまな種類があり、それぞれの賞味期限も異なります。生昆布は乾燥させていない状態の昆布です。湯通ししたものがスーパーや鮮魚店で販売されていますよ。切り昆布も生昆布を細切りにしたもので、生ものなので賞味期限は2~3日と短いです。

乾燥昆布は、水分がないため傷みにくく、賞味期限は1~3年程度と長持ちします。佃煮昆布は、市販品の場合未開封で30~40日程度日持ちしますが、手作りの場合は保存料が含まれていないため、2~3日以内に食べ切るほうがいいですよ。塩こんぶの賞味期限は約1年です。

市販の昆布だしは顆粒と液体の2種類があり、未開封で1年程度保存可能とされています。
手作りの昆布だしは冷蔵保存で2~3日以内に使い切る必要がありますが、使用後の昆布の日持ちは冷凍保存で2~3週間。とろろ昆布やおぼろ昆布は乾燥昆布を甘酢に浸して薄く削ったもので、賞味期限は約6ヶ月です。

昆布をおいしく保存するには

昆布の保存方法は種類によって異なります。生昆布は冷蔵庫で保存し、ネバネバや腐敗臭がする場合は廃棄しましょう。乾燥昆布は除湿剤と一緒に密閉容器で冷暗所に保存し、長期保存には冷凍がおすすめです。

佃煮昆布は未開封なら常温、開封後は冷蔵保存。清潔な箸で取り出します。昆布だしは未開封なら常温保存、開封後は顆粒なら密閉容器に、液体なら冷蔵保存しましょう。とろろ昆布・おぼろ昆布は常温保存が基本です。冷蔵保存は避けましょう。

昆布の旨味を堪能しよう♪

和食のだしに使われることが多い、旨味たっぷりの昆布。だしとしてだけでなく、食材として使ってもおいしい料理を作れますよ。煮物や炒め物、サラダとして活用しましょう。

あらかじめ切り分けられた切り昆布なら、使いやすく調理時間を短縮できます。ぜひご紹介したレシピを参考に、料理のレパートリーを増やしてくださいね。

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