4. 冷蔵庫で保存する

Photo by 大山磨紗美

清潔な密閉容器に移し、1週間以内で食べきるようにしましょう。

白ワインを使うことで、キャベツの酢漬けよりもまろやかな酸味とザワークラウトに近い風味になります。また、食酢の代わりにレモンや柚子を使い、柑橘系のさわやかさを楽しむのもおすすめです。
こちらも簡単!▼

日持ちも確認。ザワークラウトの保存方法

煮沸消毒した保存瓶に入れて作ったザワークラウトは、そのまま冷蔵庫に入れて保存します。発酵食品なので、比較的長く食べられる食品です。手作りでも条件さえ整えば6ヶ月の長期保存も可能。保存期間が長くなるほど、発酵が進んで酸味が増し、風味がきつくなります。味の変化を楽しむのも、発酵食品の魅力のひとつです。

冷凍保存はできる?

冷凍できないわけではありませんが、あまりおすすめできません。キャベツは水分が多い野菜であるうえに、出た水分は切らずにそのまま漬けておくため、解凍した際に食感が変わってしまいます。冷凍保存をしなくていい程度の量を仕込んで冷蔵庫で保存、保存期間が気になるようなら、早めに食べきるようにしましょう。

風味を苦手と感じたら。ザワークラウトのアレンジレシピ5選

ザワークラウトに限らず、発酵食品はその食文化圏以外の方にとって、風味になじめず、苦手意識を持つことがあります。納豆が、外国の方にとって苦手な日本食のひとつであることも同じ理由。

ドイツの一般的家庭で食されるザワークラウトですが、食べ始めのときに苦手意識を感じる場合は、簡単レシピを試してみましょう。先ほどの簡易レシピより、さらに食べやすく風味を抑えたレシピを選んでみました。

1. 食べやすさ満点「マヨネーズ入りザワークラウト」

「やっぱり酸味が気になる……」という方は、マヨネーズを和えるこちらのレシピがおすすめです。酸味は残しつつ、マヨネーズのまろやかさで食べやすく仕上がります。キャラウェイシードやローリエを使用することで、風味よく楽しめますよ。

2. さわやかに「バジルとレモンのザワークラウト風」

バジルとレモンの香りが爽快感あふれるザワークラウト風レシピです。発酵の際に出る酸味は、すし酢で代用します。ザワークラウトといえば千切りキャベツですが、面倒だったり苦手だったりする場合はざく切りでもOK♪
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