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材料(作りやすい量)
- キャベツ(できれば新鮮で外葉のついたもの) 1/4個(約400g)
- 塩 8~10g(キャベツの重量の2~3%)
コツ・ポイント
- 調理器具、保存容器はすべて除菌する
- 新鮮なキャベツを使い、素材から出た水分と漬込む
- 保存容器に詰めるときは極力空気が入らないようにする
- ローリエやケッパーと一緒に漬けると特徴的な風味を抑えられる
調理器具、保存容器はすべて除菌をして、材料に雑菌がつかないようにします。夏場、気温が高いときに作る場合には、塩分濃度を高めにするとカビが発生しにくいです。
新鮮なキャベツを使い、素材から出た水分と漬込むようにしましょう。また、保存容器に詰めるときには、極力空気が入らないように、スプーンやすりこぎなどを使い押し込むように詰めます。
ザワークラウトの味になじみがない方は、ローリエやケッパーと一緒に漬けるのがおすすめ。発酵食品独特のクセのある風味を押さえてくれますよ。
新鮮なキャベツを使い、素材から出た水分と漬込むようにしましょう。また、保存容器に詰めるときには、極力空気が入らないように、スプーンやすりこぎなどを使い押し込むように詰めます。
ザワークラウトの味になじみがない方は、ローリエやケッパーと一緒に漬けるのがおすすめ。発酵食品独特のクセのある風味を押さえてくれますよ。
下準備
道具を除菌する
Photo by 大山磨紗美
密閉容器、ボウル、包丁、まな板をアルコールか熱湯で丁寧に除菌します。除菌は、発酵食品を作るときのセオリーです。この工程をおろそかにすると、発酵段階でカビが生えたり、長期保存ができなくなったりします。
作り方
1.キャベツを切る
Photo by 大山磨紗美
キャベツの外葉は外し、本体を1/4にカットします。端から太めの千切り(5mm幅くらい)にします。
2.キャベツを塩で揉む
Photo by 大山磨紗美
キャベツをボウルに入れ、塩でしっかりと揉みこみます。キャベツから水分が出てくるまで続けましょう。塩とキャベツがなじむと、体積が生キャベツのときの半分くらいになります。
3.保存容器に入れる
Photo by 大山磨紗美
キャベツから出た水分ごと、保存容器に詰めます。1/3くらいずつ入れ、上からスプーンやすりこぎでギュウギュウ押しこんで、空気を抜くのがコツです。
4.外葉で蓋を作る
Photo by 大山磨紗美
取っておいた外葉を、保存容器の口径に合わせ折りたたみます。大きすぎる場合は、適当なサイズにちぎりましょう。
5.蓋をしてさらに押し込む
Photo by 大山磨紗美
外葉で作った蓋をザワークラウトを覆うように入れ、その上からさらに押し込みます。これは、ザワークラウトをしっかりと漬け込み、空気にさらさないようにするための工程。保存中にカビの発生を防ぎ、おいしく仕上げる効果が期待できます。
6.おもしをかけて保存
Photo by 大山磨紗美
ザワークラウトが漬け汁から出てしまうことを防ぐため、軽いおもしをかけます。保存容器が小さい場合は、厚めのポリ袋に水を入れ口を縛って作る簡易のおもしが便利。ただ、この簡易おもしは破れるリスクがあるため、市販のおもしを使ったほうが無難です。
7.温度変化の少ない場所で保存
Photo by 大山磨紗美
仕込んだザワークラウトは、温度変化の少ない場所に保存しましょう。冷蔵庫で保存すると発酵に時間がかかってしまうため、真夏でなければ屋内保存で大丈夫です。
数日経つと、場合によってはプクプクと気泡が出てくることもありますが、これは発酵している証拠。カビが生えていなければOK!気温にもよりますが3〜4日で食べ始めることができます。キャベツの色が変化してくる様子は、見ていてワクワクします。
8.発酵したら具合を確認する
Photo by 大山磨紗美
食べるときには、蓋にしていた外葉を取り出します。チェックするのは、匂いと漬け汁の様子。ザワークラウトは、若干酸味を帯びたにおいが特徴です。
ザワークラウトや漬け汁に変な粘りが出ていたり、腐敗臭を感じたりしたら、残念ですが処分してください。取り分ける際は除菌をした箸やフォークを使います。残りは漬け汁に浸かった状態にしてしっかり蓋を閉め、冷蔵庫で保存しましょう。カビや漬け汁の濁りがなければ長期にわたって食べられます。
簡単!即席ザワークラウトの作り方
調理時間
10分
*漬け込み時間は除く
白ワインを使うことで、キャベツの酢漬けよりもまろやかな酸味とザワークラウトに近い風味になります。また、食酢の代わりにレモンや柚子を使い、柑橘系のさわやかさを楽しむのもおすすめです。
材料(作りやすい量)
作り方
1.千切りキャベツをレンジで加熱する
Photo by 大山磨紗美
キャベツは5mm幅の千切りにしてレンジで加熱します。粗熱が取れたら水分を絞ります。
2.調味液を作る
Photo by 大山磨紗美
白ワイン、酢、塩を小鍋に入れ、ひと煮立ちさせます。ワインのアルコールをしっかりと飛ばしてください。
3.味を調える
Photo by 大山磨紗美
キャベツと調味液を合わせ、胡椒で味を整えたら完成。すぐに召しあがることもできますが、ひと晩冷蔵庫で寝かせると、味がなじんでおいしくなります。清潔な密閉容器に移し、1週間以内で食べきるようにしましょう。
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