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甘麹とはどんなもの?
甘麹は米麹を熟成して作るものです。みそやしょうゆなどの発酵食品も米麹の力を利用して作られており、日本の料理には古くから関わりがあります。
甘麹はあっさりとやさしい甘さが魅力で、砂糖の代わりとして料理に使うことができますよ。この甘さは、麹菌の働きによって引き出される天然もの。また飲む点滴とも呼ばれており、疲れたときや胃の調子が悪いときなどにおすすめですよ。
甘麹はあっさりとやさしい甘さが魅力で、砂糖の代わりとして料理に使うことができますよ。この甘さは、麹菌の働きによって引き出される天然もの。また飲む点滴とも呼ばれており、疲れたときや胃の調子が悪いときなどにおすすめですよ。
甘麹と甘酒は同じもの?違いとは
甘麹は甘酒の素なので、同じものです。甘酒は「米麹を発酵し作るもの」「酒粕から作るもの」と大きく2種類に分けられます。甘麹をお湯でのばせば米麹の甘酒になりますよ。
酒粕は日本酒の製造工程で生まれる、もろみをしぼったあとの搾りかすのこと。発酵はしているのでお湯でのばせば甘酒になりますが、アルコール分を含んでおり甘みがありません。砂糖を入れて甘さをプラスする必要があります。
酒粕は日本酒の製造工程で生まれる、もろみをしぼったあとの搾りかすのこと。発酵はしているのでお湯でのばせば甘酒になりますが、アルコール分を含んでおり甘みがありません。砂糖を入れて甘さをプラスする必要があります。
炊飯器で楽々♪甘麹の作り方
調理時間
10分
*発酵する時間は含みません
甘麹は炊飯器で簡単に作れます。長時間発酵するので時間がかかりますが、ほとんど放置しておけばOK。発酵によって米麹のやさしい甘さが引き出されますよ。米麹とお湯だけで作れるレシピをご紹介します。
材料(200g分)
- 米麹 200g
- お湯 350cc
コツ・ポイント
- 炊飯器にお湯と米麹を入れると温度が下がるため、少し高めの70℃くらいお湯の温かさでOK
- 各家庭用の炊飯器に合わせて55~60℃を保てるように、フタの角度を変える
- 余裕があれば1時間に1回かき混ぜ、時間がなければ気付いたときでよい
下準備
炊飯器を保温モードにする
Photo by morico
・炊飯器を保温モードにして温めておく
作り方
1.お湯の温度を確認する
Photo by morico
お湯の温度を確認します。70℃くらいになっていればOKです。
2.炊飯器にお湯を入れる
Photo by morico
炊飯器にお湯を入れます。お湯が70~65℃程度になっているか温度計で確認します。
3.米麹を入れて混ぜる
Photo by morico
米麹を入れてよく混ぜます。
4.ふきんをかけて放置する
Photo by morico
ふきんを濡らして炊飯器にかぶせます。フタは完全に閉めず、すき間をあけておきます。このまま放置します。
5.かき混ぜる
Photo by morico
1時間経ったら全体をかき混ぜて、またふきんをかぶせます。余裕があればその後も1時間に1回かき混ぜてください。
6.甘みが出てきたら完成
Photo by morico
8~10時間放置し、十分に甘みが出たら完成です。
7.お湯でのばせば甘酒に
Photo by morico
甘麹の量に対して2~3倍のお湯でのばせば甘酒が作れます。
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