ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

甘麹って何?

甘酒の元になるのが甘麹です。酒粕を使う方法と米麹で発酵させる方法があります。酒粕とは、日本酒の製造工程で、もろみを絞った後の搾りかすです。粕漬けやお味噌汁に加えるなどの利用法があります。すでに発酵した後なので、お湯を加えて溶かすだけで簡単にできますが、甘味はほとんどないので甘酒にする場合は、お砂糖を加える必要があり、アルコール分を含んでいます。お子様には米麹を使った方が安心です。ダイエットにも糖分の少ない後者が向いています。

甘麹の作り方

炊飯器で楽々♪

炊飯器を使って、炊き立てのご飯にお湯と麹を投入。しっかりと発酵するまで約10時間ほど保温状態をキープします。お砂糖は加えなくても、発酵が進むほどに甘さが深まります。充分に甘みが出たら完成です。それを使い、リンゴジュースと豆乳を加えて、さわやかな甘酒シェークに。

ヨーグルトメーカーでも作れる!

材料は、お米と麹のみ。シンプル・イズ・ベストです。発酵食品でるヨーグルトメーカーを使って約10時間。完成までじっくりと待ちましょう。帰宅してすぐに仕込めば、翌朝には味わわえますよ。休日にのんびりと仕込んでもいいですね。おいしくて体が喜ぶアイテムです。

甘酒のおいしいアレンジ3選

1. 甘酒ヨーグルト

甘酒にプレーンヨーグルトを混ぜて、缶詰の黄桃をトッピング。甘酒だけよりもヨーグルトの酸味と黄桃の甘味で味にメリハリがついて飲みやすくなります。発酵食品ダブル使いの上にフルーツも加わって栄養素もプラス。食欲のない朝にもオススメです。今日も頑張りましょう!

2. 甘酒抹茶ラテ

甘酒・抹茶・豆乳という健康食材のミックスです。おいしくて、しかも栄養分がたっぷりなので風邪気味の時や元気がない時などにもおすすめです。ただし、電子レンジなどで加熱し過ぎると吹きこぼれるので注意してくださいね。二日酔いで食欲がない朝にも良いですよ。

3. トマトと甘酒のスムージー

トマトをジューサーにかけて、甘酒とプレーンヨーグルト、ハチミツを加えます。食材の全てが体に優しいですね。休日のブランチなら酒粕のほんのりアルコール入りでもよし。平日は米麹のノンアルで。お好みでレモン果汁を加えても。味がギュッと締まりますよ。

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