
ライター : Uli
パンシェルジュ / フードコーディネーター
ハワイ大学留学後、旅行会社に就職。国内外の食文化に魅力を感じ、現在はレシピ系記事をメインにライターをしています。お手軽料理から、パン・スイーツまで、さまざまなレシピを発信中…もっとみる
使い方無限!万能調味料「塩レモン」とは
塩レモンとは、北アフリカのモロッコ伝統的の調味料。レモンを塩に漬けて、熟成させたものです。肉料理や鍋料理などに使われることが多く、爽やかなレモン香りと、深みのあるうまみ、ほのかな苦みが料理の味をまとめてくれます。
塩レモンを少し加えるだけで、いつもの料理をワンランクアップさせてくれる魔法の調味料ですよ。
今回は、基本の塩レモンの作り方と一緒に、「鶏肉」「豚肉」「魚」「パスタ」「鍋」「サラダ」「ドリンク」といった塩レモンの活用したレシピもご紹介していきます!
簡単♩「塩レモン」基本の作り方
塩レモンは、3つのポイント「国産のレモン」「煮沸殺菌した清潔なガラス瓶」「塩とレモンの量」にこだわるだけで、漬け物を作ったことがない方でも簡単に漬けることができます。
熟成させて調味料として使えるようになるまで最低でも1週間以上はかかりますが、いざ料理に使ってみると、塩レモンを漬けておいた自分に感謝したくなるほどの万能調味料に!
まずは、基本の作り方をマスターしちゃいましょう。
材料(作りやすい分量)
・レモン 4つ(約400g)
・塩 40~80g(レモンの重さ10~20%の量)
作り方
1. 塩レモンを漬ける瓶を煮沸消毒してから、清潔なふきんの上で乾かしておきます。
2. しっかり洗ったレモンを、瓶に詰めやすい適当な大きさに切ります。くし切り、輪切り、みじん切りなどお好きな切り方でOKです。小さく切れば、熟成が早く進みます。
3. 塩、レモン、塩、レモンと瓶に入れていきます。途中、スプーンを使って上から押さえながら詰めていきましょう。
4. 最後に塩を上にかぶせて、瓶のフタを閉めます。瓶を振ったときの漏れが心配な場合は、ペーパーやラップを挟んでフタを閉めましょう。
5. キッチンなど、直射日光の当たらない涼しい場所に置いて、1日1回瓶を振りましょう。1週間以上かけて、レモンから出てきたレモン液を瓶全体になじませるようにして熟成させます。レモン液がとろっとしてきたら完成!
砂糖やはちみつを加えてアレンジしても◎
砂糖やはちみつを入れると、より深みのある塩レモンになります。塩と同じ量の砂糖やはちみつを入れると、お料理に使うことができる甘すぎない塩レモンに、砂糖やはちみつの量を増やして甘めの塩レモンにすれば、お菓子作りにも活用できますよ。
はちみつや砂糖の量や、砂糖の種類によって、完成する塩レモンが全く別物のようになるので、いろいろなアレンジを楽しんでみてください!
失敗しない!塩レモンを作るコツ
国産レモンを使用する
レモンの皮も丸ごと使用するので、国産で無農薬のレモンを使うようにしましょう。しっかりレモンの皮を洗ってから使うことも重要です。洗ったレモンは清潔なキッチンペーパーなどで拭いて、水分を残さないようにします。