材料の選び方

果実酒は季節に応じた、旬のいろんなフルーツで作ることができます。果実は新鮮できれいなものを選んで、よく洗ってから、水気を十分に拭きとって漬けましょう。傷があったり、熟しすぎたりしたものを使うと、酒がにごりやすいため避けるほうが無難です。

なお米や麦、あわ、とうもろこしなどの穀物類、ぶどう類を果実酒にすることは、酒税法で禁じられています。気をつけるようにしましょう。(※1)

酒の選び方

素材の持ち味を活かした果実酒を作るなら、無色透明でクセの少ないホワイトリカーがおすすめ。もっともよく使用されている酒でもあります。酒本来の香りや風味を楽しみたいときは、ブランデー、ウイスキー、リキュールで漬けてもよいですね。

どんな種類の酒を使用するにしても、アルコール分が20%以上のものに限ると、酒税法で定められています。そのため、度数が15%前後の日本酒で作ることはできません。アルコール分を20%に高めた、果実酒専用の日本酒なら大丈夫です。(※1)

甘味料の選び方

果実酒には純度の高い氷砂糖が最適だとされ、一般的によく利用されている甘味料です。ゆっくり溶けるのがその理由とされますが、グラニュー糖で代用しても、おいしさは変わらないという意見も。はちみつを加えると、また違った味わいを楽しめます。

味をまろやかにするため砂糖を加えますが、じつはなくても作れるのです。甘味料なし、または量を控えめにして、飲むときに甘さを加えても問題ありません。

保存方法

果実酒の漬けこみが終わったらフタを閉めて、直射日光の当たらない冷暗所で保存してください。たまに容器を揺らして、中身が混ざるようにする必要があるので、手の届きやすい場所が便利です。ある程度漬けこんだら、中の果実を取り除きますが、その期間は材料やレシピによって異なります。

果実酒作りに。おすすめの関連商品4選

1. 東洋佐々木ガラス「果実酒びん 7号」

ITEM

東洋佐々木ガラス 果実酒びん 7号 I-71805-R-A-JAN

¥748〜

サイズ(約):口径 11×最大径 18.2×高さ 31cm 容量:5L 材質:本体/ソーダライムガラス、樹脂部分/ポリプロピレン・ポリエチレン

※2022年3月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
日本を代表するガラス食器メーカー、東洋佐々木ガラスが販売する果実酒びんです。5Lもの大容量タイプなので、1.8Lの酒が入るのはもちろん、酒量を増やすことも可能。スクリューキャップで密閉できるうえ、吊り手がついているため、持ち運びにも重宝します。

2. 宝酒造「ホワイトタカラ 果実酒の季節」

ITEM

宝酒造 ホワイトタカラ 果実酒の季節 紙パック

¥1,298〜

内容量:1.8L アルコール度数:35% 種類:ホワイトリカー(焼酎甲類)

※2022年3月6日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
かつて「缶チューハイ」を発売したことで有名な企業、宝酒造が販売しています。糖蜜を発酵させ連続蒸留して生まれる、無色透明でピュアな焼酎甲類であるホワイトリカー。同社の製造技術と品質の高さには定評があり、果実酒を作るならこれと指定する人が多いですよ。

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