ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

季節別。果実酒の食材まとめ

季節食材
いちご、夏みかん、びわ、オレンジ、ハッサク
梅、さくらんぼ、すもも、ブルーベリー、桃
ゆず、りんご、かりん、梨、柿
みかん、きんかん、レモン、デコポン、いよかん
通年あんず、キウイフルーツ、パイナップル、バナナ、グレープフルーツ
果実酒の味や香りは、材料となる果物によって決まります。そのため、その果物がいちばんおいしくなる旬のものを使うのがポイントです。季節ごとにおすすめの果物とレシピをご紹介していきます。果実酒を作るときの参考にしてくださいね。

【春の食材】果実酒のレシピ5選

1. 鮮やかな赤色に仕上がる果実酒。いちご酒

春に旬を迎えるいちごで果実酒を作ってみましょう。使用するいちごは、赤くて酸味の強いものがおすすめ。3週間たったら飲めますが、2ヶ月ほど漬けこむと酒が赤色に染まるので、そのタイミングで実を取り出します。色合いを損なわないホワイトリカーがおすすめです。

2. レモンを加えて酸味をプラス。夏みかん酒

「夏」を冠しながら、じつは春が旬の夏みかん。爽やかな香りとほのかな苦みが特徴ながら、いまは甘めの品種が多いので、レモンを加えるとよいですよ。皮は長く漬けると苦味が強くなるため、1週間で取り出し、2ヶ月ほどしたら実も取り除き、液体だけで熟成させます。

3. 口当たりのよいまろやかな仕上がり。びわ酒

Photo by きたやまあさみ

びわはほとんどの品種が、晩春から初夏に旬を迎えます。昔は家庭の庭先でよく実をつけていたびわも、いまではすっかり高級果実に。酸味をプラスするために、レモンを加えましょう。びわの実が酒の表面より上に出ないよう注意して、3ヶ月ほど熟成させたら飲みごろです。

4. 甘酸っぱくて飲みやすい。オレンジ酒

国産のオレンジの旬は、春の始まりの3月ごろ。オレンジの実と皮を漬けこむと、お酒がきれいなオレンジ色に染まります。甘酸っぱい爽やかな風味のお酒なので、冷たい炭酸水で割るのがおすすめです。

5. ウイスキーで漬ける。ハッサク酒

ハッサクは3月に最盛期を迎えます。ハッサクの爽やかな香りと酸味が、ウイスキーと相性抜群。皮をむいて漬けこむので、半日程度で飲めるようになります。ハッサクのほろ苦さを活かしたい場合は、甘さ控えめに仕上げるのがおすすめです。

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