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24. 濃厚で甘い香りが楽しめる。バナナ酒

バナナ1本からできる果実酒のレシピです。お酒にするイメージがないバナナですが、甘い香りのおいしいお酒になります。口当たりのよい、きれいなお酒にするには、2週間後にザルとガーゼで実をこすのがポイント。バナナの濃厚な香りが広がり、デザート感覚でいただけます。

25. 料理やデザートにも使える。グレープフルーツ酒

グレープフルーツの爽やかな風味を活かして、甘さ控えめに仕上げます。少量から作れて、3~5日で完成するので、手軽に作りやすいですよ。ピンクグレープフルーツを使うと、きれいな色も楽しめます。ロックやソーダ割りはもちろん、料理の香りづけやデザートに活用するのもおすすめです。

果実酒作りのポイント

容器の選び方

果実酒の容器にはプラスチック製もありますが、毎年使うことを考えると、ガラス製をおすすめします。漬けこむ材料の色やにおいがつきにくく、酸に強いなど、耐久性に優れているからです。

アルコールが飛びにくいよう、必ずフタ付きの密閉容器を使用しますが、パッキン付き密封フタの製品もあります。材料を入れやすい広口の容器を選び、容量は使用する酒の量の2倍以上を目安にしてください。

消毒の仕方

果実酒の容器を購入したらまず内部を洗浄しましょう。やわらかいスポンジと食器用洗剤でよく洗って、中をしっかり乾燥させます。果実酒を作るときは、除菌のためさらに消毒するのがベストです。

小さな容器は煮沸消毒がおすすめ

大きな鍋があるおうちなら、1L未満の小さなガラス容器は、煮沸消毒がおすすめです。熱湯で容器を消毒するのですが、沸騰したところにいきなり入れるのは厳禁!急激な温度変化でガラスが割れるからです。

必ず常温の水から火にかけて、沸騰した状態で15分ほど加熱・消毒。トングなどで容器をつかんで鍋から出して、水をよく切ってから内部を完全に乾燥させます。

大きな容器はアルコールで消毒

1.8Lの酒を使用するなら、容量4Lほどのガラス容器が必要。大きな容器を鍋で煮沸するのは、現実的ではありません。もちろん熱湯を中に注ぐのは、ガラスが割れるおそれがあるのでNG。口径が広くて手が入るため、アルコールで消毒しましょう。

度数35%のホワイトリカーを少し注いでから、キッチンペーパーに吸わせるように、内側から口のまわりまで丁寧に拭きます。揮発性の高いアルコールなので、乾燥する時間は早いです。

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